実は1年以上前から「ジブン手帳から1日1ページタイプが出るかもしれない」というお話を、製作者である佐久間さんから聞いていました。
もう言いたくて言いたくて仕方ないのをずっと我慢してきましたw
満を持して9月上旬よりジブン手帳の1日1ページタイプ『ジブン手帳DAYs』が発売!
ネットでも話題になっており、早くも品薄の店舗も続出しているようです。
KOKUYOさんのご厚意で、そのジブン手帳DAYsを入手しましたので、その中身をバッチリレビューしていきたいと思います。
1日1ページタイプの『ジブン手帳DAYs』
ご紹介するのはこちら。
2021年版から新登場となった、『ジブン手帳DAYs』です。
佐久間さんが練りに練って考え出した、今までの1日1ページタイプの手帳とはまた違ったフォーマット。
私は試作品段階で見せていただきましたが、その独特なフォーマットに驚くとともに感動しました。
本記事では、ジブン手帳DAYsを細かくチェックしていきたいと思います!
ジブン手帳DAYsの外観とサイズ
△こちらがジブン手帳DAYs。
1日1ページタイプはページ数が多いため、2分冊のスタイルになっています。
△表紙の色は
- ブルー
- グレー
- レッド
- イエロー
の4色。
ただ、ジブン手帳は透明カバーの内側に表紙用の紙が入っているだけなので、好みの色が手に入らなかった場合は自分で表紙を変えちゃえばOK!
サイズはminiのみ
△ジブン手帳は
- レギュラーサイズ(A5スリム)
- miniサイズ(B6スリム)
の2サイズ展開があるのですが、ジブン手帳DAYsはminiサイズのみの展開です。
2021版はレギュラーサイズの展開はありませんので、ご注意ください!
めちゃくちゃ勝手な想像ですが、ジブン手帳DAYsは次年はレギュラーサイズも出るんじゃないかな…。Liteは入門編で、ページ構成的にもminiサイズのほうがニーズがあると思われ、それ故に今年もレギュラーサイズは出なかったと思うんだけど、1日1ページタイプは大きいサイズのニーズも強いと思われる。
— こっこ/ジブン手帳同好会管理人 (@cocco00) September 6, 2020
中紙はTHINペーパー
△手帳の中紙は、KOKUYOオリジナルのTHINペーパーです。
もともとジブン手帳は、ほぼ日手帳にも使われているトモエリバーという薄くて軽い紙で作られていました。
トモエリバーも素敵な紙ですが、フリクションなどの消えるボールペンで文字を消した時に紙がヨレてしまうという弱点も。
そこでKOKUYOさんが開発したのがTHINペーパー。
トモエリバーのような薄さ・軽さを維持しつつ、ヨレにも強い、裏抜けもしづらいというかなり高品質の紙になっています。
過去に比較記事を上げていますのでご参考まで。
180度開いて書きやすい
△糸かがり製本が採用されているため、180度パタンと開くことが出来ます。
これ、私は手帳の必須機能だと考えています。
これが出来ない手帳は選択肢に入りません。
中身のフォーマット
では、いよいよ中身を見ていきましょう!
3年分カレンダー
△これは他のジブン手帳にも採用されいるページ。
今年・来年・再来年のカレンダーが1つのページに記載されています。
年間スケジュール
△こちらも他のジブン手帳にもあるページ。
今年1年を俯瞰できるページです。
私は家族や友人の誕生日などを書いたりしています。
今年の目標・今年のイベント
△左に1年間の目標などを、右にイベントを書き込むページです。
文字にして書き込む、そしてそのページを定期的に見返すと、その内容の実現可能性は跳ね上がると私は思います。
全部を埋めなくても良いし、小さいことでも良いので、思いついた目標ややりたいことを書き込んでおきましょう!
イベントのページは、バレットジャーナルでいうとフューチャーログにあたるようなページですね!
気になるイベントや欲しいものの発売情報などはここに書いておくと良さそう。
2022年、2023年の欄もあるのがポイント!
やりたい100のリスト
△やりたいことを100以上書き込めるページ。
これ、分冊で後半の冊子にもあるので、半年で100個のやりたいことを書き込めます。めちゃくちゃボリューム!
目標同様、小さなことでもいいから書き込んで定期的に見返そう!
フリーリスト
△他のジブン手帳では「ブックリスト」「ムービーリスト」なども用意されていますが、DAYsでは「フリーリスト」のみとなっています。
ページ数は3ページなので、自分の趣味に合ったリストを作りましょう!
マンスリー&ガントチャート(ハビットトラッカー)
△マンスリー&ガントチャートが同じページに記載されたフォーマットが採用されています。
これは昨年発売された『ジブン手帳lite』で新登場したフォーマット。
これ、めちゃくちゃ良いです。
△こちらは私が今使っているジブン手帳Bizのガントチャートページ。
通常の『ジブン手帳』や『ジブン手帳Biz』ではマンスリーとガントチャートは別ページに設けられていて、「ガントチャートのページを使いこなせない。というか、あんま開かない!」という方も結構いました(私が筆頭w)。
△マンスリーとガントチャートが同じページにあると、マンスリーを開けば否が応でもガントチャートが目に入ってきますので、書き込みがしやすい。
ガントチャート部分は、KOKUYOのサイトでは「ハビットトラッカー」というネーミングがされていますが、趣味の記録だけでなくビジネスシーンでも活用しやすそうです。
見開き2か月マンスリー
△分冊の前半冊子には2021年7〜12月の見開き2か月マンスリーが、分冊の後半冊子には2022年1〜6月の見開き2か月マンスリー2022年1月と2月の見開き2か月マンスリーが用意されています。
結構地味にありがたいですね!
6月頃に7月の予定を書き込みたいこととかありますし、先の予定を書いておけるのでありがたい。
毎月の扉ページ
△これ、私は前々から欲しいと思ってたんだ!各月の初めに「扉ページ」が用意されています。
△扉ページの上部は、その月のテーマ、やること、やりたいことを書き込むスペース。
月の始めに書き込むイメージですね。
年始に書いた「今年の夢/目標」ページの内容を月毎に落とし込んでいきましょう!
△扉ページの真ん中から下にかけては、その月を振り返るスペース。
月末にまとめて書くのも良いですが、日常的にこのページを開き、何かあることに書き込んでおくと良さそう。
デイリー
△メインであるデイリーページです。
なんと言っても1番の特徴は、バーチカルのタイムラインがページの中央にある『T型タイムライン』ですね。
△ページ中央にタイムラインがあることで色々な使い方ができそうです。
- 左にタスク・右にスケジュール
- 左に予定・右に実際の行動
- 左に自分の予定・右に家族の予定
- 左にスケジュール・右にメモや写真
などなど、アイデアは尽きません。
△T字の上の部分は日付と曜日が並びます。
これがよく考えられてますよね。
1日1ページタイプは前後の予定などが俯瞰しづらいという弱点がありますが、このフォーマットだと特に注意しておきたい情報はココに書き込んでおくことができます。
△T字タイムラインの左側にはチェックボックスが薄く書かれています。
また、タイムラインでは従来のジブン手帳同様、日の出・日の入り時間も視覚的に確認できる仕様。
△ページ下部にはフリースペースもあります。
日記を書いたり、ここにタスクを書き込むのもアリですね!
今年の振り返り
△分冊の後半冊子の最後には年間をまとめて振り返ることができるページがあります。
DAYsには「毎月の扉ページ」があるため、手帳を1年使い切った後に扉ページを見ながらまとめて記入しても良さそう。
使い方のヒント
T字タイムラインをどう使うか。
これがジブン手帳DAYsのミソですね!
先程も書きましたが、
- 左にタスク・右にスケジュール
- 左に予定・右に実際の行動
- 左に自分の予定・右に家族の予定
- 左にスケジュール・右にメモや写真
など、いろんな用途が想定できます。
私は今はスケジュールはジブン手帳Biz、仕事のメモやタスクは別のノート、プライベートのメモはさらに別のノート、というように複数のノートを使い分けています。
が、2021年については、これらすべての情報の記録をジブン手帳DAYsに集約できないかと考えています。
ただし、そのためにはちょっと工夫が必要になりそう。
1週間を俯瞰できない
△先程も書きましたが、1日1ページタイプの手帳は週の俯瞰がしづらいのが弱点。
今まで見開き1週間のバーチカルを使ってきたし、やっぱり1週間単位でスケジュールやタスクを捉えたいという欲求もあります。
そこで今のところ考えているのが無印良品の付箋を活用すること。
△無印良品の『フリースケジュール付箋紙』という付箋を使い、主な予定はここにも書くようにしようと思っています。
付箋なのでページ移動は容易。
これを貼って週を俯瞰できるようにしようかと考えています。
△ちなみに無印良品にはチェックリスト型の付箋もありますので、週をまたぐタスクはこれに書いていくのも手。
ただ、付箋が多くなると手帳は見づらくなっちゃうと思うので、私は今のところはチェックリスト付箋は使わない予定です。
メモが足りない場合
ページの半分はスケジュールを書くスペースとして使うつもりなので、打ち合わせのときなどはメモが足りなくなる可能性も。
その時は手帳やノートにちょい足しできる「まとめがはかどるノートふせん(KOKUYO)」を使おうかなと思っています。
これでメモスペースを拡張すれば、1日のメモくらいは収まりそうかなと想定。
ただ、打ち合わせなどでもっとスペースが必要になる可能性もあるので、場合によっては仕事用のノートは併用せざるを得ないかも。
ジブン手帳の使い方を知りたいならコレをチェック
さて、新発売のジブン手帳DAYsを細かく見てきましたが、まだまだ使い方などを知りたいと思いませんか?
そんなあなたはコレをチェック!
ジブン手帳同好会
私が作ったジブン手帳のファンコミュニティ。
『ジブン手帳同好会』です。
もともとはGoogle+というサービスを使って運営していましたが、サービス終了に伴い、今はLINEが提供するサービス『BAND』で運営しています。
ジブン手帳の使い方をストックしておく場所として作成し、ジブン手帳に関する色々な情報共有がされています。
ジブン手帳公式ガイドブック
ジブン手帳同好会で製作のお手伝いをしているジブン手帳の公式ガイドブックです。
2021版は新発売のDAYsの詳細はもちろん、 様々なユーザーの使い方実例が大きな写真とともに紹介されています。
私もページ紹介のコメントなどで登場させてもらっています。
トリまとめ
かなりのボリュームになってしまいました!
DAYsは使い始められるのが2021年1月からなので、まだまだ使えるのは先。
使える日が来るのが待ち遠しいですね…。
実際に使い始めたらまた使用の実例をご紹介していきたいなと思います。
それては。
こっこ(@cocco00)でした!
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