水性ボールペンの弱点。それは耐水性。
書いた文字の上からマーカーを引くとにじんでしまって紙面が汚くなった。そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
水性顔料インクを使ったボールペンであればマーカーにじみは比較的少ないですが、それでもボールペンのインクが乾くまで時間をあけないとにじんでしまいます。
そんな弱点を克服したボールペンが発売されました!
手帳やノートに!サラサマークオン(ゼブラ)
ご紹介するのはこちら。
ゼブラから新発売された『サラサマークオン』です。
速乾性があり、筆記後すぐ触ってもかすれない『サラサドライ』という商品が2年ほど前に発売されています。が…。
確かに速乾なんですが、耐水性が低く、ちょっと手に汗をかいた状態で触るとにじんじゃうんです…。
多感で多汗な私にはコレは致命的…。
耐水性が低いということは、マーカーを引いたときにもにじんでしまうということ。ボールペンはマーカーと併用することも多いので、耐水性の高さは非常に大事な要素だと思うんです。
△こちらが新発売されたサラサマークオン。
△ボディの形状はサラサクリップと同じですね。最大の特徴である、着脱しやすいクリップも当然ついています。
△わかりやすく「蛍光ペンをひいてもにじまない!」と特徴が書かれています。
マーカーを引いて比べてみる
では、実際にマーカーを引いてみて、その実力を確認してみましょう!
△ノートにサラサマークオンで文字を書き、マイルドライナーを引いてみました。
なるほど、全然にじみませんね!
これは本当にすごい。筆記後、5秒程度だけ待てばもう大丈夫。マーカーを引いても、手で擦っても、滲みません!
△続いて、同じサラサシリーズで比較してみます。サラサクリップ、サラサドライ、サラサマークオンで文字を書いてみました。書き終えてすぐマーカーを引いてみます。
△一目瞭然ですね!
通常のサラサは完全にアウト。インクがマーカーでにじんでしまい、汚くなってしまいました。
サラサクリップほどではないですが、サラサドライもマーカーの水分でにじみが生じています。
それに比べてマークオン!すごい!まったくにじみがありません。
学習ノートや手帳と相性抜群、ということがわかると思います。
マイルドライナーをイラストの色付けに使う方も結構多いと思うので、イラスト用にも良いかもしれません。
唯一の弱点は…
すごく使い勝手が良いボールペンなのですが、ひとつ大きな弱点があります。
それは…
デザイン!
方眼ノートを意識したのか、白地に黒の格子模様。通常のサラサクリップと見分けるため、そして特徴をわかりやすく伝えるため、という点でこのようなデザインになっているのだとは思いますが…
控えめに言ってダサい…。
良い機能を持ったボールペンだけに、本当にもったいない!!デザイン変えるだけで売上伸びると思うんですよ、これ…。ゼブラさーん!!
デザイン救済カスタマイズ
私の文具選びの基準は、使っていて気持ちが高まるかどうか。なので、デザインも大事!
ということで、カスタマイズです!
△マークオンを分解しました。ご覧いただいてわかる通り、中身は至って普通のボールペン。インクが特殊なだけで、それ以外はサラサクリップと何ら変わりません。
つまり、サラサクリップやサラサグランドなど、他のサラサボディにマークオンのインクを入れれば使えるんです。
△上がマークオンのリフィル、下がサラサグランドのリフィルです。サイズはぴったり同じ。
△サラサグランドのボディにマークオンのインクを入れ、これで完成!これならデザインも良く、使っていて気持ちが上がります!
サラサマークオンのリフィルだけも販売されていますので、これを買って、手持ちのボディに入れるのもアリですね。
トリまとめ
比較検証で、その実力をしっかり発揮し、とてもわかりやすい結果が出ましたね。
水性ボールペンの弱点を克服したとてもステキなボールペン。デザインは…別のボディにリフィルを入れ替えて救済しましょう…w
サラサの使いやすさをそのまま踏襲した、サラサの上位互換的存在。ぜひお試しくださいね!
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