過ぎ去りし僕らの時代 #ブログ連歌

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実は「ブログ絶世期はもう過ぎた」と、仲の良いブロガーさんと話していたんだ。

誤解を恐れずに言うと、面白いと思えるブログは減り、あるいはかつて面白かったブログも陳腐化してしまい、「ブログもブロガーもかつての勢いはもうない」と。

しかしそれは私の勝手な誤解だったのかもしれない。

アイキャッチ

以下の、しむさん(@46sym)の記事を見て感じることがあったので、『ブログ連歌』という形でちょっと文字にしてみる。

人生初のオフ会でブロガーの皆様に会ってきました 2015年7月19日 – KOTOBAKO – コトバコ
2015年7月19日。本当にたくさんのブロガーさん達にお会いしてきました。人生初のオフ会で興奮しきり。その記録を残しておきたいと思います。0次会と称して代官山駅に集合。集まったのは3人巷で噂のシャイボ…

ブログ連歌とは→[n❁h]上の句に下の句を続ける、ブログ連歌始めました。 #七ブ侍 #木曜日 *50 #ブログ連歌 | NORY*NOTE

強風に背中押されて飛んだつもりになっていた鶏


photo credit: Typhoon Feng Wong is coming to Taiwan via photopin (license)

僕らは、僕らが言うところの”ブログ絶世期”の中心とまでは言わないけれど、台風でいえば強風域くらいの場所にあって、その風に背中をグイグイと押され、勢いに乗っていた。

風向きが変わり始めたのは去年の年明けくらいだろうか。

ふと気が付いて足を止め、目をつむってみると、聞こえていたはずのごうごうと言う風音が、ぴたりと止んでいた。

あれ、と思い、あたりをキョロキョロ見渡してみる。
そこには変わらずいつもの顔ぶれが微笑みを向け合っている。風が止んでいることに気付いてもいない様子で。

中には僕と同じようにキョロキョロとあたりを見回している人もいて、僕は彼や彼女らに近寄って聞いてみる。

「あれ?なんか風、止んだよね?」
「うん、止んだ。」

そう。これは、僕だけが感じていたことではない。

風が止み、飛ぶことをやめたブロガー


photo credit: Half Orange via photopin (license)

この頃、僕が更新を楽しみにしていたブロガーさんが、立て続けにブログの更新を止めた。あるいはブログ自体を消してしまう人もいた。

『大手』や『有名どころ』とされるブロガーさんたちは、変わらずに記事を更新しているけれど、それまでのような勢いを感じなくなった。

ブログにもSNSと同じように波がある。
あるときは立て続けに更新をしていたけれど、その波がピタリと止んで、更新が面倒になることもある。

そういったタイミングだったのかもしれない。

ブログの絶世期は過ぎた、と思った


photo credit: The Mighty Cheeseburger via photopin (license)

僕自身もまた、かつてほどの熱量でブログに向き合えなくなっていた。プライベートでバタバタしたり、本業で異動があったり、環境がかなり変わったことが原因だった。

思うところがあってブロガーイベントに参加することを控えるようになり、ブログだけでなく、ブロガーからの距離も遠のいた。

面白いと思えるブログが減り、RSSをほとんど読まなくなった。習慣化していたブログ更新も頻度が低下し、いつしかブログを書かないことのほうが習慣化してしまった。

ここ数ヶ月で仕事も落ち着き、ようやくリズムを掴み出したので再びブログの更新頻度を高めることができたけど、ブログ界隈全体にやはりかつてのような勢いを感じられない気がしていた。

いや、そうじゃないんじゃないか?


photo credit: White canyon near Sipapu Bridge. Natural Bridges National Monument, 05/1972. via photopin (license)

ブログの絶世期は過ぎた。

そう思い続けてきたが先にご紹介した、しむさんの記事を読んで、「あれ?」と思った。

なんとなく『ブロガーオフ会』って聞くと、「ああ、またああいうメンバーでしょ」って思っちゃっていたんだ。
そういうつもりで記事を読んだから、「あれ?」と思った。

思っていたメンバーとはメンバーがまったく異なったのだ。
ちょっと失礼な言い方になってしまうかもしれないけれど、もう少し厳密に言うと知らないブロガーさんだらけだったのだ。

それで、はっとした。
「そうか、“僕らの”台風は過ぎ去ったけど、すでに別の台風が別の場所で起こっているんだ」と。

僕らのまわりの風は凪いでいるけれど、別の場所では強い風が吹いていて、その風に乗り羽ばたいているブロガーはたくさんいるのだ、と。

ブロガーにもグループがある。
僕が『絶世期』と思っていたあのときは、複数のグループが磁石のようにカチンカチンとつながって、それが大きな風を起こしていた。ように思う。

今はどうだろう?
あのときのように様々なグループが一体となって大きな台風となっているかというと、そうではないかもしれない。

だけど、各グループはそれぞれがしっかりと風を持ち、上昇気流を作っていたんだ。僕はそれに気付かずにいただけなのかもしれない。そう気付いた。

鶏だってもともと飛べたんだ


photo credit: Country Club via photopin (license)

僕はいつからか、自ら飛ぼうとすることを諦めていたのかもしれない。

「もう飛べないんだ」と思い込んで、羽を羽ばたかせることすら止めていたのかもしれない。

鶏だってもともと飛べたんだ。
品種改良され、怠惰を貪りブクブクと太り、飛ぶ力を失くしてしまったのだ。だけど、それでももう一度飛べることを信じて、羽ばたくことをやめてはいけなかったんだ。

僕がいかに縮こまっていたかを象徴するようなコメントをTwitterでいただいた。

ああ。僕は、僕が「こうはなるまい」と思っていたブロガーになってしまっていたんだなと気付かされた。

ブロガーなんて芸能人でもなんでもない。
記事がシェアされても無視。Twitterでメンションがきても無視。「そんなブロガーくそくらえ」と思ってきた。

僕は芸能人でも有名人でもなんでもない。図らずもそう思われ、なにか距離を感じられていたとするならば、それは僕の不徳ゆえ他ならない。

イロトリドリは相互コミュニケーションの場になれば良い。
そう思っていたのに、僕はイロトリドリを鳥籠のなかに閉じ込めてしまっていたのかもしれない。

知らない人のほうが大半だと思うけれど、『イロトリドリ』の前身は『いつか、翔ぶ』というブログだ。
このブログ名はブログを始めたばかりの僕が、自らに言い聞かせた目標でもあったのだ。

いつか、翔ぶ。

今、僕はこの目標を改めて胸に掲げよう。
いつかまた、強い風に乗って空を飛び、皆に「わかりやすかった」「面白かった」「参考になった」と言ってもらえるような記事を届けられるように。

トリまとめ

『イロトリドリ』が「つまらなくなっちゃったな」と思われていないか、ふと不安になるときがある。

どちらかというと検索流入重視の記事が多くて、タイムリーな記事は書けないし、SNSでヒットするようなタイプの記事は少ない。記事のテーマも多岐にわたるし、メダカ水槽日記まで始めちゃって、「こんなの読むつもりない!」って方もいるんじゃないかとドキドキする。

それでも、いつも読んでくださっている方がシェアしてくださったり、初めて読んでくださった方が「わかりやすかったです」とコメントをくださったり、自分の記事に対する評価が目に見えて届くと嬉しくて仕方がない。

「ああ、ちゃんとイロトリドリを楽しみにしてくれている人もいるんだ」って思えると、それがブログを続けるうえでの活力になる。

今回の気付きが、イロトリドリを、そして私を、次のステップに昇華させてくれると信じている。

これからも、イロトリドリとこっこ(@cocco00)を応援してもらえたら嬉しいです。

以上!
普段は使わない『僕』という一人称と、常体での文章。ちょっと疲れましたw抽象的でわかりづらいところもあるかもですが、ご容赦を。

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