ボールペンを選ぶとき、何を基準に選んでいますか?
見た目のデザインももちろん大事ですが、機能としてはやはり「書き心地が良い」というのは最も大切な採用ポイントのひとつだと思います。
その書き心地の良さをとことん追求したゼブラの油性ボールペン『ブレン』から待望の多色タイプが登場しまいた!
筆記時のストレスを極小化した『ブレン』。
多色になってもその安定感は健在です。
ストレスフリーな書き心地『ブレン』レビュー
ご紹介するのはこちら。
2020年3月に新発売された『ブレン3C』です。
ちなみに『ブレン』は2018年12月に発売された単色ボールペン。
- 芯がホールドされている
- 低重心
- パーツ間の隙間がない
という特徴があり、筆記時に生じるブレを極小化した書き心地抜群のボールペンです。
とにかく安定感がすごい。
ペン先がグラつかず、繊細な手の動きにペンがしっかり応えてくれる。
ペン先のグラつきについては、ゼブラさんからいただいた動画がわかりやすいのでご紹介。
△わかりますか?
通常のボールペンでは芯がしっかり固定されていないため、筆記時にペン先がグラついています。
一方、ブレンのほうは芯がホールドされていることでペン先のグラつきがまったくありません。
この違いは実際に筆記してみるとすぐにわかります。書いた瞬間に「あ、今までと全然違う」というのが手に伝わる感覚でわかるんです。
今までは単色タイプしかなかったブレンですが、ついに多色タイプが登場しました。
ブレンを踏襲したデザイン
△こちらがブレン3C。
デザインオフィスnendoとのコラボレーションで作られたシンプルなデザインです。黒・赤・青の3色ボールペンです。
△通常のブレンはノック部分とクリップ部分が一体化したデザインでしたが、3Cのほうはクリップは独立する形になっています。
△ノック部分を上から見た写真。
黒のノック部が大きめに作られています。
△グリップ部分はラバー製。
単色のブレンは口金部分は樹脂製で内部に金属を入れることで低重心を実現していましたが、3Cは口金部分を金属製にすることで低重心を実現しています。
多色なのに単色と同じ太さ
△驚いたことに、ブレン3Cは単色のブレンと軸の太さが同じなんです。
写真は上が単色、下が3Cです。
これ、本当にすごい。
ブレンはブレをなくすために通常のボールペンと比較して多くのパーツが隙間をなくすように配置されているのですが、多色になってもその機能性を失わないまま、太さも同じ。
△ノック側から見ると楕円形に見えますが、軸自体は綺麗な円形です。
濃くて滑らかなエマルジョンインク
△ブレンに採用されているインクはゼブラオリジナルのエマルジョンインク。
油性インクのしっかりした書き心地と、水性インクのさらさらした書き心地を両方兼ね備えたハイブリッドインクで、色味が濃いのも特徴です。
ブレもなく、インク自体も滑らかなので、筆記感が本当にやわらかくて気持ちよいです。
バリエーション
△ボール径は0.5mmと0.7mm、本体は黒・グレー・白・ブルーグリーン・ピンクの5色展開。
これだけ高機能な3色ボールペンで、お値段400円(税別)って…。
ゼブラさん、安すぎませんか…?
ゼブラさんって他製品も全体的にお安いんですよね。素敵。
リフィルは黒・赤・青の3色展開です。エマルジョンインクは緑もあるはずなので、今後緑の展開もあるかも?
また、本体軸もブレン単色は限定色の販売もされていたりするので、今後限定軸の展開も期待できそうです。
トリまとめ
『ブレ』に着眼したボールペンって他にはあまりありません。
使ってみるとわかるその違い。
真の意味で『書き心地が良い』というのは、インク自体のなめらかさだけでなく、ブレの少なさも必要なんだと気付かされます。
それを3色ボールペンで実現してしまうゼブラさんの技術力!
ゼブラの開発担当者様いわく「ブレンはサラサを超えるようなブランドに育てていきたい」とのこと。
ゼブラの自信作。
ぜひ試して違いを感じてください!
コメントを残す