いよいよ発売間近となりましたジブン手帳公式ガイドブック2020。
私は本年も製作のお手伝いをさせていただき、発売を待ち遠しく思っています。
さて、今回の『ジブン手帳公式ガイドブック2020』ですが、なんと言っても最大のポイントが新用紙THINペーパーで作られた1ヶ月分のお試しジブン手帳が付録になっているということ。
今まで使われていたトモエリバーからコクヨオリジナルのTHINペーパーへの変更。紙の触り心地や、筆記具との相性、そしてフリクションで消したときのヨレ具合など、気になっている方も多いと思います。
今回、ガイドブックの発売に少しだけ先行して『おためしジブン手帳』を入手致しました!
「こんな感じの付録だよ」というのをお伝えしていきたいと思います。
ジブン手帳公式ガイドブックの付録『おためしジブン手帳』
2019年8月28日に発売となります『ジブン手帳公式ガイドブック2020』。
今回で第4弾となるジブン手帳の公式ガイドブック。私自身も初弾の2017で登場させていただいているほか、初弾から今回に至るまで毎回製作のお手伝いをさせていただいております。
ジブン手帳は今回から用紙がトモエリバー→THINペーパーに変更となる、大きな節目の年。ジブン手帳Liteの発売もあり、注目度も非常に高くなっています。
そこで、今回のジブン手帳公式ガイドブックでは「新用紙のTHINペーパーを試していただこう」ということで、「おためしジブン手帳」という小冊子が付録することとなりました。
おためしジブン手帳の中身
△こちらがそのおためしジブン手帳。
△サイズはレギュラーサイズ(A5スリム)です。ジブン手帳の付属するIDEAというノートと同サイズ。デザインもジブン手帳をそのまま踏襲しています。
△表紙をめくってみました。ここのデザインもジブン手帳そのもの。
△「OFFICIAL GUIDEBOOK」と「2020 TRIAL VERSION」という表記がされています。
△新用紙「THIN PAPER」についての説明が記載されています。
THINペーパーのレビューについては、KOKUYOの手帳パーティーでも行いましたので、こちらの記事もご参照ください。
この「おためしジブン手帳」は
- ガントチャート(月間プロジェクト)
- マンスリー(月間ブロック)
- ウィークリー(週間バーチカル)
の3つのページで構成されています。
好きな月で自由に使っていただけるように月数や曜日は自分で書き込みができるようになっています。
「おためしジブン手帳」はBizや今回新発売となるジブン手帳Liteのデザイン・カラーではなく、基本的なデザインは『ジブン手帳(A5スリムサイズ)』と同じです。
ガントチャート
△ガントチャート。上下で2か月分用意されています。前述の通り、月数は記入されていないため、曜日も記載がありません。
△参考までに、ジブン手帳2019との比較です。上が2019、下がおためしジブン手帳です。
通常は月によって帯のカラーが違うのですが、おためし版ではカラーリングなしのグレーになっています。また、土日祝の青赤のカラーリングや祝日名の記載もおためし版では無しとなっています。
加えて、2020から従前の角ばったフォントからクセのないシンプルなフォントに変更となっていますので、おためし版でもシンプルなフォントが採用されています。
マンスリー
△マンスリーは1か月分用意されています。月数、日付などはブランクで自由記載です。
△こちらも2019と比較。上が2019、下がおためしジブン手帳です。
ほぼ同デザインですね。通常版だと右下に前後の月と合わせて3か月分のミニカレンダーが付いているのですが、おためし版は月が定まっていないため、ここは空白になっています。
ウィークリー
△メインとなるウィークリーです。1ヶ月分に対応できるよう、5週分が用意されています。
△上が2019、下がおためしジブン手帳。
こちらもほぼ同デザインで、左上のミニカレンダーが付いているか空白かの違いのみです。
△ちなみに、おためしジブン手帳はステープラーで綴じられています。通常版は糸かがり綴じで、180度パタンと平らに開きます。
THINペーパーの裏抜けテスト
トモエリバーから変更となったTHINペーパー。
トモエリバーは触ると「柔らかい」という印象ですが、THINペーパーは「柔らかめだけどコシもある」という印象です。この辺は実際触ってもらわないと、なかなか言葉では伝えられなくてモヤモヤするw
ジブン手帳Liteのレビューでも記載しましたが、私の感想としてはTHINペーパーはトモエリバーの上位互換という印象でした。
さて。
手持ちのペンで改めて少し筆記テストをしてみました。
△はい、こんな感じ。
使ったペンを列挙しますと、
- ジュースアップ(PILOT)
- スタイルフィット シグノリフィル(三菱鉛筆)
- アクロボール(PILOT)
- フリクション(PILOT)
- クリッカート(ZEBRA)
- サラサ(ZEBRA)
- EMOTT(三菱鉛筆)
- ZIG CLEAN COLOR DOT(呉竹)
- マイルドライナー(ZEBRA)
- マイルドライナーブラッシュ(ZEBRA)
- 紙用マッキー(ZEBRA)
- 万年筆(LAMY アルスターEF × Kobe INK物語)
こんな感じ。
過去に私が運営しているジブン手帳同好会で取ったアンケートで、ジブン手帳ユーザーに人気だったペンを中心に手持ちのペンで試してみました。
気になる裏抜けは…
△めちゃくちゃ優秀じゃないですか…!
他の紙でも抜けやすいクリッカートは残念ながらTHINペーパーでも抜けてしまいましたが、他のペンについてはほぼ抜けなし。
同じく比較的抜けやすいZIGクリーンカラードットについてもほとんど抜けていません。バレットジャーナルでタスクの頭につける「・」をこれで書いたらめちゃくちゃかわいいのでは…。
THINペーパーのフリクションテスト
△フリクションで消したときのヨレ具合についても再度テストしてみました。
△トモエリバーのときは波打ちが酷くて、フリクションで消すのがちょっと嫌になるレベルでしたが、THINではどうか…
△写真だとめちゃくちゃ伝わりづらいですよね…。すみません…。
さすがに「まったくヨレない!」とは言えませんが、トモエリバーと比べるとかなりヨレづらくなっています!
トモエリバーのヨレ度合いを10とすると、THINペーパーは5くらいのイメージ。概ね半減くらいな感覚です。
△また、トモエリバーは柔らかすぎて、フリクションで消しているときについ力が入って紙が破けてしまうなんてこともありましたが、THINペーパーはトモエよりコシがあり、破けづらくなっています。しっかりしていて、安心感が増しています。
トリまとめ
公式ガイドブックに「おためしジブン手帳」を付録にするっていうアイデア、本当に素晴らしい…。
今までジブン手帳を使っていた人は新しいTHINペーパーの使い心地を試せますし、初めてジブン手帳にチャレンジするという人は手帳を使い始めるためのシミュレーションをすることができます。
用紙が変わるという大きな節目で、「新しい用紙の使い心地が気になる…。」という人はすごーく多いはず。
都心部ではジブン手帳の店頭サンプルで試してから買えるかもしれませんが、地方で「実店舗ではなかなか売っていないので、ジブン手帳はネットで買う」という人にとって、この公式ガイドブックの付録でまずTHINペーパーを試せるというのは嬉しいですよね!
ジブン手帳公式ガイドブック2020の発売は2019年8月28日。
ジブン手帳本体は2019年9月上旬から発売となります。
ガイドブックもちょっと先行して読ませていただける予定ですので、ガイドブックの内容も別途レビューしたいと思います。
コメントを残す