奥深い日本茶の世界にすっかりハマっている私。
ネット記事で見かけてすごく気になっていた三軒茶屋のお店『東京茶寮』に行ってきました。
普段は日本茶とお茶菓子を楽しめる和カフェなのですが、新茶の時期限定で「お茶漬けスタンド」として営業をしています。
今回、お茶漬けと日本茶を堪能してきました。
コーヒーのようにドリップして楽しむ日本茶『東京茶寮』
東京茶寮は東急田園都市線『三軒茶屋』にあるオシャレな和カフェです。
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この東京茶寮、2019年4月24日~2019年7月31日まで、期間限定で「お茶漬けスタンド」として営業をしています。
イートインはもちろん、テイクアウトでも楽しめるお茶漬け。これは期待せざるを得ません…!
【追記】大人気につき、終了時期が早まったと東京茶寮さんからご連絡いただきました。〜2019年7月15日までとなったそうです。ご注意ください。
△三軒茶屋駅から7~8分南に歩いたところにあります。
△東京茶寮。平日は13時から営業なので注意です。土日は11時からオープンだそうです。
△店内はコの字型のカウンターテーブルがあるのみ。席数も9席とかなり少ないので、土日は時間帯で結構混みそうですね。
私が行ったのは平日のオープン直後だったのですが、あっという間に満席になりました。
予約もできるようなので、予約しておくと安心。
期間限定の本格茶漬けをいただく
△通常メニューは右側。左側が期間限定のお茶漬けメニューです。
お茶漬けは
- 鮭
- 鰻
- 帆立
- 梅
の4種類。いずれも500円で楽しめます。
私は梅を注文しました。
通常はお湯を注いで、ごはんに振りかけられた碾茶(てんちゃ)を食べるお茶漬けなのですが、+150円でお湯を鹿児島産の新茶のドリップに変更が可能。
ここは迷わず新茶ドリップに変更しました。
△お水の代わりに提供される水出しの日本茶をいただきながら待ちます。
おしぼりもやたらオシャレ。
△まるでコーヒーを淹れているかのような写真。
もちろん淹れているのは日本茶。
コーヒーのようにすぐ落ちるのではなく、注いだお湯が中で溜まるようになっています。
△お湯を注いでしばらく待機。葉が開くのをじっくり待ちます。
△十分に葉が開いたらいよいよ!
陶器のドリッパーを持ち上げると溜まったお茶が注がれるようになっています。
写真だとわかりづらいと思いますので、Instagramの動画もどうぞ。
こんなオシャレなお茶漬け食べるの初めてだ。
△さぁ、いよいよいただきますよー!
△ごはんの上にたっぷりとかかっている緑色のものが碾茶(てんちゃ)。
碾茶というのは、抹茶の原料となるもの。碾茶を石臼で挽いて粉末にしたのが抹茶です。
たっぷりの碾茶と、玄米が振りかけられています。
△よくかき混ぜると、お茶の香りと玄米の香ばしい香りが混ざって、なんとも言えない美味しい香りが…。
口に含むと、お茶の濃厚な味がぐわっと広がり、鼻に抜けていきます。
茶葉ごと食べるので「結構苦いのかな?」と思っていましたが、意外と苦味は強くありません。
碾茶は直射日光を当てない「かぶせ」の期間が長いので、抹茶同様、苦味のなかに柔らかい甘みがあります。
お茶の苦味は梅干しの酸味でもうまい具合に調和されている印象でした。
梅干しは、ただの梅干しではなく、オリーブに漬けた梅干し。
酸味の後ろからオリーブの香りが追いかけてきます。
いや…めちゃくちゃ美味しい…。
ちなみに一緒に行った妻は鰻をオーダーしていて、鰻も一口もらいました。
鰻のほうは梅とはまったく違う味わい!
よりお茶の味を強く感じます。
シングルオリジンの煎茶もいただく
せっかくなのでお茶漬けだけじゃなく、お茶そのものもいただくことにしました。
東京茶寮では全国のお茶産地の茶園と提携しており、一般的には流通していない希少な30種類以上の品種をシングルオリジンで楽しむことができるのです。
月替わりの8種類から選んで味わうことができます。
△私がオーダーしたのが静岡県金谷の『さわみずか』。
香り・コクの強い品種だそう。浅蒸しのお茶です。
△妻がオーダーしたのが鹿児島県霧島の『あさつゆ』。
あさつゆは旨味・甘みが強く、天然玉露と称される品種だそうです。中蒸しのお茶です。
△1選目は70度という低い温度で淹れてくれます。
低い温度で淹れると苦味や渋みが抑えられ、甘みが際立ちます。
私の乏しい語彙だとなかなか伝えきれないのですが、あさつゆは飲んだ瞬間に甘さを強く感じました。普段飲んでいるお茶よりずっと甘い。これは温度のせいもあるのかも。
それに比べるとさわみずかは甘みは抑えめで、苦味もしっかりと感じます。
美味しい。
家で淹れているお茶もちょっといい茶葉なんだけど、温度のせいもあってか、甘みが全然違うなぁ。渋みが少ない。
△2煎目。80度で淹れてくれました。
左がさわみずか、右があさつゆ。色味が全然違うのがわかると思います。
浅蒸しのさわみずかのほうが色味が薄く黄色っぽく、中蒸しのあさつゆのほうが緑が濃いですね。
△最後の3煎目は玄米茶で。
玄米が入るともう味がまったく変わります!面白いなぁ。
店の奥には物販も
△店内で楽しんだお茶の葉、玄米、急須などが販売されています。
急須は前から気になっているやつ…。要検討だ…。
トリまとめ
お茶漬けスタンドは新茶シーズンのみなので、気になる方は早めにチェック!
ごはんが無くなり次第終了みたいなので、予約していくのが確実です。
あ、ちなみに、お茶漬けのあとは焼きそば食べたときの青海苔以上に、碾茶が歯の隙間に入りまくるので要注意ですwデートで行くときは特に気をつけてねw
お茶漬けももちろんオススメですが、シングルオリジンのお茶も是非楽しんでもらいたい!
日本茶本当においしいから!
渋谷から急行なら1駅の三軒茶屋。
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