これ、もっと早く買っておけばよかったよ…。
我が家で使っているテレビはシングルチューナーのレグザ。外付けHDDを接続してテレビ録画は出来るものの、シングルチューナーなので1番組しか録画できず、しかも録画しているとき裏番組が見られないという致命的弱点があります。
普段はそうでもないけれど、年末年始はどうしても観たい番組が重複しちゃうこともありますよね。
そこで目をつけたのがソニーの『nasne(ナスネ)』。先日商品が届き、早速試してみたのですが…これはすごいぞ…。
この記事ではnasneで何ができるのかをご紹介したいと思います。
万能HDDレコーダー『nasne』とは
ご紹介するのはこちら。
SONYが販売する『nasne(ナスネ)』です。
nasneはPS4、スマートフォン、タブレット、PCなど、様々なデジタル機器と繋いで使うことができるネットワークレコーダー&メディアストレージ。
具体的には、
- テレビ番組の録画ができる(1TBの大容量!)
- 外出先から録画予約ができる
- スマホから番組の視聴ができる(もちろんiPhoneでも!)
というようなことができます。
nasne(ナスネ)とtorne(トルネ)
nasneはテレビチューナーが内蔵されたHDD。nasneに録画した番組は、torne(トルネ)というアプリを使って視聴します。
torne™ mobile
カテゴリ: エンターテインメント
価格:無料
PS4やスマートフォンに入れたアプリ(torne)を通じてnasneにアクセスし番組の視聴が出来るということですね。
記事タイトルで「PSは不要」と記載しましたが、nasneを使ってテレビで番組を視聴するためにはPS3またはPS4を介するか、あるいはDLNAクライアント機器を介する必要があります。
では「DLNAクライアント機器とは?」ということになりますが、これについてはググってくださいw
お持ちのテレビがDLNA機能搭載であればそれでOK。テレビにその機能がない場合はDLNA機能搭載のブルーレイプレイヤーを購入するのが一番安価に済みそうです。
この辺はちょっとわかりづらいですね。
ではnasneで出来ることを見ていきましょう!
テレビ番組の録画ができる
これがnasneの基本ですね。nasneを使えばテレビ番組の録画ができます。
ポイントはnasne自体にテレビチューナーが内蔵されているということ。
先に記載のとおり、我が家のテレビはシングルチューナーです。外付けHDDを接続して番組録画をしていますが、シングルチューナーゆえ、録画中は裏番組を観ることができませんでした。
nasneはチューナー内蔵なので、テレビを使わず、それ単体で番組の録画が可能です。nasneでAという番組を録画し、同じ時間に放送しているBという番組をテレビで観る、ということが可能となります。
もちろん、テレビに付けた外付けHDDとnasneの2つを使って2番組同時録画も可能です(但し、同時録画中にCという別の番組を視聴することはできません)。
nasneは最大4台まで登録が出来るので、本体を買い増しすればその分同時録画できる数が増えます(が、同時録画を重視するならブルーレイレコーダー等を買ったほうが安い)。
1台の容量は1TB。地デジの番組を3倍モードで録画すると、最大232時間の録画が可能です。
外出先から録画予約ができる
スマートフォンに入れたtorneから番組の録画予約をすることも可能です。
△torneアプリで番組表をチェックできます。録画したい番組があったらそこをタップ。
△ポップアップでこのような画面になりますので、「予約する」をタップするだけ。これだけで予約完了です。
△こちらはPS4のtorneの画面。先程アプリから予約したものが反映されているか確認してみます。
△ちゃんと録画予約が反映されていますね。
外出先で「今日あの番組の放送日だったぁぁぁ!!」と気付いたとき、torneからポチっとするだけで録画予約できちゃう。便利すぎる。
ちなみに、torneの番組表はすごく軽快で使い勝手が最高です。テレビ本体の番組表って動作が遅くてイライラしませんか?番組検索するのもテレビリモコンを使うと文字の入力が面倒だったり…。
torneならそのストレスから解放されます。
スマホで番組視聴ができる
nasneに録画した番組は、テレビ、スマホ、PS Vita、パソコンなど、様々なデバイスで視聴が可能です。
「録画した番組」と書きましたが、実は録画したものだけでなく、リアルタイムで放送中の番組をスマホやタブレットで視聴することもできます。
スマホでの視聴はtorneアプリを使うのですが、録画した番組を観るのも、放送中の番組を観るのも、アプリ内でアドインの購入が必要になります。
△『視聴再生機能』は600円。通常はストリーミング再生ですが、840円で『書き出し機能』を購入するとダウンロードも可能です。
録画した番組を外で視聴する場合は、ストリーミング再生だと通信量を食ってしまうので、予め書き出し(ダウンロード)しておくと良いですね。放送中の番組の視聴は当然ストリーミング再生になります。
有料機能となりますが、両方買っても1,500円程度なので、これはぜひ課金しておきたいところ。
nasneで叶う、こんな生活
マルチデバイスで視聴が出来る、しかも録画番組だけでなく放送中も番組も見られる。というのは本当に強い。特に端末にTV機能のないiPhoneユーザーにはたまりません。
防水仕様のiPhone7以降の端末を使えば、「放送中のドラマを見ながらお風呂に入る」なんてこともできちゃいます。torne mobileは追いかけ再生にも対応していますので、録画しながらその番組を最初から観ることも可能です。
前日の夜に録画しておいた番組をスマートフォンに書き出し翌日の通勤電車の中で視聴するなんて使い方はもちろんのこと、スポーツ番組等どうしてもリアルタイムで観たい番組を仕事帰りの電車の中で観ることもできます。
視聴方法をまとめると
何で観る? | 必要機器 | 必要アプリ | 値段 |
---|---|---|---|
テレビ | PS4、PS3 | torne | 無料 |
テレビ | Fire stick TV | DiXiM Play Fire TV版 | 本体4,980円、アプリ1,404円 |
iOS端末 | iPhone、iPad等 | torne mobile | 600円 |
android端末 | スマホ、タブレット等 | torne mobile | 500円 |
windows | PC | PC TV Plus | 3,000円 |
こんな感じ。専用アプリを使うことでPCで視聴も可能、Fire stick TVのアプリは月額108円で利用することも可能です。
トリまとめ
これはライフスタイルを変えてくれるツールであることに間違いありません。
テレビ番組の視聴はもちろんのこと、nasneはメディアストレージでもあるので、スマホデータのバックアップ先として使うこともできます。
PS4を持っているかたはマストバイと言っても過言ではありませんし、PS4を持っていなくてもiPhoneユーザーにはぜひオススメしたい。
ぜひチェックしてみてくださいね!
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