4泊5日でのんびり京都旅。
初日は歩いての移動中心でしたが、2日目は南から北へ大きく移動しました。
目玉は、前から行ってみたいと思っていた京都水族館。仲良くさせてもらっているブロガーさんイチオシの水族館で、オオサンショウウオやペンギンの写真を度々目にしていました。
では、2日目のコースをご紹介。
のんびりはんなり京都旅行 2日目
初日はたっぷり歩いて結構くたくたになりましたw 2日目は公共交通機関を駆使します。
では例によって、イメージしやすいようにマップをペタリ。
超優秀な『京都観光二日乗車券』
さて、ルート紹介の前に余談。
今回、レンタカーは一切使わずに徒歩と公共交通機関のみを利用して旅しました。旅を終えて、やっぱりレンタカーは不要だなと再認識。特にバス網がかなりしっかりと配備されているので、停める場所を気にしないといけないレンタカーは逆に移動を制限してしまうように感じました。
で、今回大活躍してくれたのが、『京都観光二日乗車券』。市営地下鉄・市バス・京都バスが乗り放題になる乗車券で、購入すると割引チケット付のガイドマップが付いてきます。
このガイドマップがめちゃくちゃ良かった。
京都はバスと地下鉄を使えばだいたいのところは回れるのですが、公共交通機関が充実している分、乗り替えはちょっと複雑。予め購入していたガイドブックにも路線図はあったのですが、二日乗車券についてくるガイドマップが一番わかりやすかった!
1日乗車券は1200円、2日乗車券は2000円です。
あとね、「歩こうと思えば歩けるんだけど10分くらいかかる」というような微妙な距離でも、バスの本数が結構多いのでぱっと1~2駅だけ乗る、なんてこともできちゃう。これがめちゃくちゃ助かりました。
念願の京都水族館
まずはそう、京都水族館へ!
仲良くさせてもらっているブロガーさんが良く行っている水族館で、度々写真を目にしていたので…。行きたかったんですよね。
2012年に開業したまだ比較的新しい水族館で、何と言っても特徴はオオサンショウウオを見ることができるということ。
入場するとすぐにオオサンショウウオの水槽なのですが…
△写真だとわかりづらいと思いますが、とにかくでかい!!
普通のサンショウウオって10~20センチくらいじゃないですか。だから「オオ」って付いているとはいえ、まぁ30~40センチくらいなのかなと思いこんでいました。が…。
超でかい。調べたら最大150センチくらいになるとか。水槽にいるヤツも1メートルはある。でけぇ。
△しかし、かわいい。つぶらなおめめ。
サンショウウオだけでなく、もちろん他の水槽も満喫しました。3年くらいブランクあるけど、私も一応ダイビングを嗜む者なのでね。水族館大好きです。
写真をいくつか。
△うぇーい!
△キリッ!
△見返り美人ジョーフィッシュ
△「ニモだー!」という人が多いけど、ニモは『クラウンアネモネフィッシュ』という日本にはいないクマノミだからね!これはカクレクマノミ。
南下して東寺へ
京都水族館を存分に楽しんだ後は、そのまま南下して『東寺』へ。
東寺見学の前に腹ごしらえ。東寺のすぐそばにあったおうどん屋さんに入りました。
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△えびのてんぷら、湯葉、油揚げ、お肉などいろいろ乗ったおうどんでお腹を満たしました。
そして東寺へ。
△五重塔が有名なお寺ですね。
「なんで『東寺』なんだろう?」と思って調べてみたところ、平安京に遷都した際に羅城門の東側に建てられたから『東寺』というらしいですね。当時は『西寺』もあったそうですが、現在は羅城門も西寺も残っていません。
五重塔はお釈迦様のお墓の意味があるようで、遠くからでも拝めるようにと高く建造されているそうです。東寺の五重塔は高さ約55メートルで、日本一の高さの木造建築物だそうです!
もう紅葉もほぼ終わってしまっていましたが、紅葉全盛期や桜の季節はさらに美しいんだろうなぁ。
この旅2つめのご朱印もいただきました。
電車とバスで一気に北上、銀閣寺へ
東寺を満喫したあとは一気に移動!
九条通りを東に少し進んだところにバス停があったので、そこからバスに乗り、烏丸線の九条駅へ。そこから今出川駅まで一気に北上。今出川駅からバスで東に進んで銀閣寺へ。
△銀閣寺というのは通称で、正式には東山慈照寺というそうです。室町幕府の八代将軍足利善政が金閣寺を模して造営したと言われています。金閣寺に対して「銀閣寺」と言われているだけで、実際に銀が貼ってあるわけではない、というのは有名なお話ですね。
△金閣寺を模しているということあって、さすがに美しい。国宝です。
△寺院内の東求堂(とうぐどう)は1486年の建立でこちらも国宝。
お茶して、哲学の道をぷらぷら
銀閣寺散策後、ちょっと疲れたのでひと息。銀閣寺の参道にある『ぶんぶく茶屋』さんでお茶しました。
△三色だんごをいただきました。疲れた体にあんこの甘みが優しい。
少し身体を休めた後は、哲学の道をぷらぷらと歩きました。哲学者西田幾多郎が散策した道ということでこの名前がついたそうです。ここは特に目的があったわけではなく、お散歩がてら。
△途中、西に折れて、フォロワーさんに教えてもらった『ホホホ座』に行ってきました。
ホホホ座は、本のセレクトショップのようなお店。古本や雑貨などが置かれています。古書の買い取りについて、サイトの記載を抜粋すると、
・買取がうれしい本の例
食と生活、デザイン、写真、ファッション、芸術、建築、音楽、伝統芸能、農業、文芸、詩集、民俗学、哲学、思想、社会問題に関する本
・買取が難しい本の例
辞書、文学・美術などの全集、ベストセラー小説、ビジネス書、芸能人の写真集やタレント本、ゲーム攻略本、週刊誌(マンガ含む)、状態が著しく悪いもの
となっていて、これだけで何となく雰囲気が伝わりますねw
単なる古本屋さんというだけでなく、印刷物の企画・取材・執筆、イベント企画、書架の選本などいろいろなお仕事をされているようです。
さらに北上、一条寺の「恵文社」へ
ホホホ座を後にし、再びバスで移動。白川通を北上し、曼殊院通を過ぎたところのバス停を下り、曼殊院通を西へ。
行ってみたかったお店のひとつ『恵文社』さんに行きました!
△恵文社は「本にまつわるあれこれのセレクトショップ」。通常の書籍だけでなく、個人が自費出版した書籍なども置かれています。
併設された『生活館』には衣食住に関連する書籍や雑貨が、『アンフェール』には文具や生活雑貨などが置かれています。
すごく面白かった!なかなか自費出版の書籍なんて見る機会なんてないし、今まで見たことのない本がたくさんあってワクワクしました。普通の本屋では起こり得ない出会いがあるかもしれない。じっくり時間をかけて入りたい本屋さんでした。
行ってよかった!
天天有でラーメンを食べてホテルへ
一条寺はラーメン激戦区ということで、この日はラーメンを食べようと思っていました。で、お店で迷ったのですが、『天天有』というお店に。
昭和46年創業のラーメン屋さんだそうです。チェーン展開していて、天天有というお店は東京にも数店舗あるようなのですが、どうも営業権を譲渡しているようで、チェーン展開している天天有とこちらの一条寺の天天有は別物だそう。
△チャーシュー麺の煮玉子入りをいただきました。
鶏と野菜を煮込んで作られたスープ。でも鶏白湯ほどしつこくなく、コクはあるのにあっさりといただけます。とろみのあるスープがなんとも言えず美味しい。煮玉子も好みの味付けでした。
トリまとめ
こんな感じで2日目は終了。
天天有の近くのバス停からバスに乗り、うとうとしながら四条に戻ってホテルに帰りました。
それにしても二日乗車券が本当に便利。ちょっとの移動でも使えるし、バスに乗ればだいたいのところに行けちゃう。
京都満喫!
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