ここ数日、Twitterのタイムラインを賑わせている『ISOT』。トレンド入りも果たしました。
ISOTとは、たくさんの文具や紙製品などが一堂に出展する大規模商談会です。ここで発表される新商品も多数あります。
2017年は7月5日から7日までの3日間の開催。私は初日と2日目に参加してきました!初日に発表された『日本文具大賞2017』の授賞式もバッチリ見てきました。
この記事では『日本文具大賞2017』の受賞文具をまとめてご紹介します。
『日本文具大賞2017』の受賞文具まとめ
日本文具大賞とは、機能面とデザイン面において、その年のもっとも優れた文具に贈られる名誉あるアワード。
過去にはプラスさんの『カ.クリエ』、あたぼうさんの『飾り原稿用紙』カンミ堂さんの『ペントネ』、コクヨさんの『ソフトリングノート』など、今では定番とも言えるような文具たちが受賞をしています。
今回、第26回目の開催となる日本文具大賞。どんな文具が受賞したのか。そしてその中からグランプリに選ばれた文具はどれなのか。ご紹介します!
日本文具大賞 機能部門
まずは機能部門での受賞文具5つをご紹介していきます!
レイメイ藤井『zeit vektor ミーティングボックス』
△レイメイ藤井さんのミーティングボックス。収納と持ち運びを両立したファイルボックスです。
固定のデスクを持たない働き方が増えているなか、このファイルボックスであれば必要な書類などを収納しつつ、移動も楽々です。オフィスだけでなく、自宅でも使えそうですね。
そのままデスクの袖机にも入れられるサイズなのも嬉しいポイント。外での打ち合わせや作業の際も、必要書類をパッと持ち出せます。
LIHIT LAB『クリップファイル』
△リヒトラブさんの『クリップファイル』。クリップ部分が扇型に動くスライド式になっていて、クリップを開閉すると紙押さえも連動して開閉する仕組みになっています。
ファイル自体は360度折り返して使えるため、立ったままの筆記にも適しています。
普通のクリップ式よりも開閉がしやすく、今使っているものから切り替えようかなと検討中!
プラス『スライドカッター ハンブンコ』
△ハンブンコは裁断機なのですが、最大の特徴は刃が露出していないということ。通常の裁断機は大きな刃が露出していて、使うのちょっと怖いですよね。
ハンブンコは名前にもあるようにスライドカッター式。カートリッジに刃が収容されており、スライドするだけで裁断ができる仕組みになっています。
刃を付け替えると、裁断だけではなくミシン目をつけることも可能!これは素敵な機能ですねー。
ソニック『トガリターン』
△今回、ISOTで1番感動したのはコレかもしれない。ソニックさんのトガリターン。手動の鉛筆削りです。
トガリターンに関しては動画を見ていただくのが1番良いかと思います!
ハンドルを回して芯を削るのは普通の鉛筆削りと同じなのですが、トガリターンは削れ具合を自動で判別。十分削れたと判断されると、鉛筆が勝手に本体から出てくるのです。これ、マジですごい。
鉛筆を刺してハンドルを一定方向に回しているだけで、適切に削られた鉛筆が仕上がって出てくる。大人も楽しい鉛筆削りで、無駄に何本も削りたくなっちゃいます…w
トガリターンは8月発売予定だそうです!
機能部門グランプリ カール事務器『エクスシザーズ』
見事グランプリに輝いたのはカール事務器さんの『エクスシザーズ』。切り"落とす"をコンセプトに開発されたハサミです。
実際に試させていただきましたが、従来のハサミとは比較にならない切れ味です。『一刀両断』という言葉がしっくりくる気がします。厚みのあるものも綺麗に切り落とせる。
左右の刃の形が同じで、右利きの方も左利きの方も使えるようになっています。
△機能面もさることながら、職人が水研ぎで刃付けしたステンレス鋼版の美しさ…。デザインもカッコよくて素敵です。
エクスシザーズは9月発売予定。参考価格、なんと7000円!高い!wが、欲しい!
日本文具大賞2017 デザイン部門
続いてデザイン部門の受賞文具5つ!ご紹介します。
PAPER ART VIET LLC『Jurassic Book の本』
いわゆる飛び出す絵本的なものですね。恐竜の化石がデザインされています。
「…文具?」とちょっと思ってしまいましたがw
デザインフィル『ブロッククリップ』
デザインフィルさんのブロッククリップは、名前の通りブロックで自分に自由にデザインすることができるクリップです。
デザインしてデスクで使ったり、あるいは塊で持つことでバラバラせずに持ち運びにも便利になるという機能性も兼ね備えています。
何より見た目が可愛いのがポイントですね!
コクヨ工業滋賀『びわこテンプレート』
Twitterなどでも話題になったコクヨさんの『びわこテンプレート』も受賞!名前の通り琵琶湖の形をスラスラ書けるという、なんともマニアックなテンプレートです。
琵琶湖に限らず、各都道府県の形をしたテンプレートとかあると楽しそうな気がしますね。
啓文社印刷工業『tete』
革カバー、金具などをカスタマイズ、文字やイラストの活版印刷で自分だけの手帳作れる『tete』もデザイン部門で受賞しました。
セミオーダーのシステム手帳のようなイメージですね。見た目が可愛く、紐で綴じる形式なのも文具好きの心をくすぐります。
デザイン部門グランプリ ぷんぷく堂『あなたの小道具箱』
見事グランプリに輝いたのはぷんぷく堂さんの『あなたの小道具箱』です!
夕方17時からオープンするという文具店、ぷんぷく堂さんのオリジナル商品。50年は持つと言われている硬質紙「パスコ」を使って、ひとつひとつ手作業で作られている道具箱です。
可愛さのなかに、男性の心も惹きつける何かがあって、これは大人気になるのも納得の文具です。私も欲しい!
文具に限らず小物類の収納場所として、いろんな場所で活躍してくれます。
店主の櫻井さん。嬉しいことに私のことを知っていてくださいました!受賞時のスピーチ、ちょっとうるっとしかけました…。
トリまとめ
以上が今回の日本文具大賞の受賞文具!全く知らなかった文具もあり、本当にワクワクしました。
日本文具大賞以外にもISOTで発表された新商品や、注目の文具は山のようにあります!私もいろいろ試させていただいたり、サンプルをいただいたりしていますので、別記事で少しずつご紹介させていただく予定です。お楽しみに!
それでは。こっこ(@cocco00)でした!
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