皆様、もう2017年の手帳は買いましたか?11月始まりの手帳も多くあるので、「もうすぐ使える!」とワクワクしている方も多いかと思います。
その手帳のお供となる筆記具はもう決まりましたでしょうか?
手帳そのものも大事ですが、その手帳のパートナーとなる筆記具もすごく大事ですよね。
そこで、この記事では私が個人的に選ぶ、手帳と相性の良いおすすめの筆記具をまとめてご紹介したいと思います。
手帳との相性◎ オススメの筆記具10選
ボールペン、シャープペン、マーカーなど、筆記具全般で10種類のおすすめを集めてみました。
ジュースアップ
手帳のお供ボールペンの期待の新星、パイロットの『ジュースアップ』です。
0.3、0.4という細字ボールペンなのですが、驚くべきはその書き心地の良さ。細字ボールペンは擦れたりインクの出が悪かったりするのがネックなのですが、ジュースアップはインクフローが素晴らしく、擦れなし。書く行為そのものが楽しくなります。
顔料インクなのですが、耐水性はちょっと低いようで、上からマーカーを引くと滲みがちなのが唯一弱点でしょうか。
ただ、その弱点をかき消すほどの魅力を持っている、手帳のお供大本命のボールペンです。
フリクション
消せるボールペン『フリクション』は、まさに手帳のためにあるボールペンとも言えます。
急な予定変更などがあった場合でも、ささっと消してスケジュール変更が出来てしまう。ノートなどではなく、手帳こそがフリクションが一番輝く場ですね。
特殊なインクを使っているためか、発色は全体的に暗め。インクの減りも結構早い印象です。
熱でインクが透明化する仕組みのため、「夏に車内に置きっぱなしにしていたら文字が全部消えてしまった」という悲惨な話も聞かれるため、車移動が多いかたは注意が必要。私は電車移動で、外回り営業をしていますが、普通にバッグに入れて外を歩いているくらいでは消えちゃうことはありません。
フリクションボールという多色タイプもありますので、1本で複数色を扱えるのも手帳にはぴったりですね。
スタイルフィット
『シグノ』というボールペンと同じインクを扱える多色ボールペンが『スタイルフィット』です。
スタイルフィットの最大のストロングポイントは耐水性の高さ。水性顔料インクで、一度乾いてしまえば、上からマーカーを引いても滲みはほとんどありません。マーカーを良く使う人にはコレですね。
スタイルフィットは純正の軸のデザインがイマイチなのが残念なのですが、ドクターグリップの多機能ペンとリフィルの互換性があるため、私は軸を入れ替えて使っています。
サラサドライ
超速乾性のインクが使われたゼブラのボールペン『サラサドライ』。これ、本当に筆記直後に指で触っても汚れません。すぐ乾く。
特に左利きの方にサラサドライはおすすめなボールペンです。左利きの方って、横書きだと書いた文字の上を手が通っていくので、乾きが遅いと手に当たって汚れちゃうんですよね。サラサドライなら速乾なので大丈夫。
ただ、耐水性が低いのが残念なところ。せっかく速乾なのに水には弱いため、手汗で滲みます…。
また、トモエリバーとの相性が悪く、トモエリバーだとガンガン裏抜けしてしまうようです。
スラリ300
「多色である必要はない。水性じゃなくて油性のほうが好き」というかたにはゼブラの『スラリ300』がおすすめ。
インクは油性ではなく、水性と油性のいいとこどりをしたエマルジョンインクが使われています。なめらかな書き心地ながら、適度に抵抗もあり、すごく書き心地の良いボールペンです。
『スラリ300』は金属製の軸が採用されており、300円とは思えない見た目。すごくコストパフォーマンスの高いボールペンです。
紙用マッキー
「え?マッキー?」と思われるかもしれません。でも『紙用マッキー』は本当にすごいんです。
通常のマッキーは紙に書くとガンガン裏抜けしてしまいますが、『紙用マッキー』は名前のとおり紙に書くことを前提としていて、びっくりするくらい裏抜けしないんです。
極細で書いてもボールペンと比べると当然太いので、細かな字でいろいろと書きこむのには向きませんが、ざっくりとした予定を書き込むくらいでしたらアリ。インパクトのある文字になるので、1日1ページタイプの手帳の見出し部分なんかにも良いですね。
オレンズ0.2メタルグリップ
最近流行りの芯が折れないシャープペン、ペンテルの『オレンズ0.2』です。
手帳にはシャープペン、という方も結構多いですよね。0.2ミリというかなり細い芯のシャープペンのため、小さな手帳と相性が良いですね。
せっかく使うなら普通のオレンズではなく、グリップ部分が金属製のメタルグリップのほうがおすすめです。
普通のオレンズのほうですがレビューしています。▽
コクーン×古典ブルーブラック
手帳のパートナーとして万年筆もオススメです。私はパイロットの『コクーン』という3,000円の万年筆を手帳に使っています。
3,000円という比較的安価な万年筆ですが、見た目も美しく、ビジネス手帳と相性抜群です。
そのコクーンに入れているインクは、ペリカンのブルーブラック。
万年筆のインクのほとんどは染料インクで耐水性は低いのが一般的。私は手汗を結構かくほうなので、万年筆で字を書くと、手汗で文字が滲んで紙面が汚れてしまうことが多々あります。
ですが、ペリカンのブルーブラックは『古典インク』と呼ばれるインクで、耐水性に優れるインクなのです。ので、乾いてしまえば手で擦っても、上からマーカーを引いても滲みません。
ペリカン以外だと、プラチナ万年筆も古典ブルーブラックです。ラミーやモンブランのブルーブラックは今は古典ブルーブラックではないようですので注意。
マイルドライナー グレー
優しい色合いが人気の『マイルドライナー』ですが、私が特に手帳のお供として推したいのは『グレー』です。
グレーのマーカーを何に使うのかというと、タスクの消し込みに。
手帳でタスク管理をしている方は多いと思いますが、単にチェックボックスにチェックを入れるだけでなく、完了タスクにグレーマーカーを入れることで、逆に完了していないタスクが際立つのです。
視覚的に未完了タスクが浮き上がってきますので、仕事が捗ります!
ちなみにこの手法、文具コンサルタントの土橋正さんも取り入れていらっしゃるそう。土橋さんはマイルドライナーではなく、今はグレーの色鉛筆でタスクの消し込みをしているそうです。
マルチ8
1本の軸で8色を使うことができる色鉛筆『マルチ8』。
書いた文字を目立たせるのは何も蛍光ペンである必要はないのです。色鉛筆だってその役割を担うことができます。
蛍光ペンにはない優しくて温かい色合いを楽しめます。
番外:手帳にはオススメできないジェットストリーム
このブログでは何度も警鐘を鳴らしてきているのですが、知らない方もまだまだ多いようなので、再び書きます。
ジェットストリームは手帳で使うのには絶対にオススメできません!
なぜなら、ジェットストリームは時間が経つと裏抜けするのです。
過去記事で裏抜けの実例を掲載しておりますので、「え、ジェットストリーム使ってるんだけど」という方は一度見ておいてください。トモエリバーだけでなく、様々な紙で経年劣化の実例があります。
ジェットストリームは書き心地滑らかで非常に気持ちの良いボールペンですが、長期保存したい手帳、日記、ノートなどにはおすすめできません。
トリまとめ
とりあえずこれらをチェックしておけば大丈夫!っていうくらい間違いのないラインナップだと思います。
お気に入りの筆記具を使うと手帳な楽しみは倍増しますよ♪
ぜひお気に入りの筆記具、組み合わせを見つけてくださいね。
それでは。こっこ(@cocco00)でした!
手帳の筆記用具は何がいいのか
探していて、楽しく拝見させて頂きました。
フリクションボール とスタイルフィット
どちらか 一本 選ぶなら
どちらが おすすめですか?
又、フリクション4ウッドには
スタイルフィットのリフィルは使えないのでしょうか?
>なつこさん
コメントありがとうございます!
どちらを選ぶかはなかなか難しいですねw自分が手帳を使う上で消せる必要性があるのかないのか、そこが入口な気がします!私は今はスタイルフィットを使ってます。
フリクション軸とスタイルフィットのリフィルは残念ながら互換性がありません…。
お返事有難うございます。
とりあえずスタイルフィットを購入してみました。
1月は 少し過ぎてしまいましたが
自分手帳の存在を知り
使って見たくなり こっこさんの所に
たどり着きました(°▽°)
そして いろいろな方のコメントなどを見て
万年筆がいいと思い始めまして…
一本持つなら、どの万年筆がいいでしょうか
又、インクはどれを選べばいいかのか
わかりません(^_^;)
ライナーに滲まないブルー系で
良い物があれば教えて下さいませんか?
お忙しいと思いますが
コメント頂けると 嬉しいです。
>なつこさん
おお、万年筆ですね!
私のファースト万年筆はラミーの『アルスター』という万年筆でした。定番はラミー『サファリ』、パイロット『カクノ』あたりですね。
使用シーンにもよりますが、スタイリッシュな感じがよければ個人的にパイロット『コクーン』がおすすめです。
過去記事に価格帯別のオススメ万年筆というような記事もありますのでご参考ください♪
ライナーに滲まないブルーですと、ペリカンのブルーブラック、プラチナ万年筆のブルーブラックが良いと思います!古典ブルーブラックと呼ばれているもので、耐水性に優れてますよ♪