沼な記事を書いてみましたよw
巷にあふれるいろいろなノート。モレスキンやトラベラーズノートを始め、様々なノートが販売されています。
ご多聞に漏れず私もノートジプシーで、いろいろなノートを買って試しては、別のノートに手を付ける、ということを繰り返していますw
いろいろなノートを試しましたが、「値段を気にせずガシガシ使える、コスパの良いノートはどれなんだろう?」という疑問が。
そこで、実際にページ単価を計算して、有名人気ノートを比較してみました。
コスパで比較する有名人気ノート
ノートのリストアップも結構悩みましたが、今回はログを書き残すのに使えそうなノートという観点で選んでみました。
サイズ違いを含めて、20のノートをピックアップして比較してみます。
トラベラーズノート
すごくシンプルな構造ながら、使うほどに味が出る革製で、愛着が湧くトラベラーズノート。自分好みにカスタマイズがしやすいのも人気のポイント。
トラベラーズノート レギュラーサイズ
トラベラーズノートは単純にリフィルの価格だけで計算しています。
単価は4.68円。ご紹介ひとつめのノートブックなので、まだこの単価が高いか安いかわかりませんねw
トラベラーズノート パスポートサイズ
パスポートサイズのリフィルはレギュラーサイズにと比べると安いですね。ページ数は同じなので、使っている紙の量が減ってるのだから安くなってくれないと困るけどもw
トラベラーズは「割高!」という声を聞くことがありますが、パスポートサイズの単価はさほど高くはありませんね。
ちなみに、リフィルの代替として無印良品の再生紙パスポートメモを使う方も多いようです。こちらは111円で48ページ、単価2.31円なので、正規リフィルより安価です。
MDノート
MDノートは何となくトラベラーズノートの影に霞んでしまっている感じがありますが、トラベラーズノートのリフィルに使われているのはMD用紙。万年筆との相性も良く、ポテンシャルの高いノートです。
MDノート 文庫サイズ
MDノートは割とコスパが良いイメージを持っていましたが、予想通り、単価3.4円と安めですね。紙質も良いので、これはコスパ良好です。
MDノート 新書サイズ
新書サイズになるとやはりちょっと単価が上がります。が、それでも3円台。こちらもなかなかコスパ良好です。
ちょっと脱線しますが、個人的にMDノートがサイズ表記を「文庫サイズ」とか「新書サイズ」とかって表記にしてくれてるのがすごく好きです。
A6とかB6とか言われても普通はピンときませんもんね。
モレスキン
ノートブックの代表格、我らがモレスキン。高価ですが、その高級感や堅牢性から固定ファンの心をつかんで離さないノートブックです。
モレスキン ハードカバー ラージサイズ
モレスキンのラージサイズは単価12円!さすが、高価なことで定評のあるモレスキンですねw単価でみると差がハッキリします。
紙質が良いともいえませんし、コスパで考えたらモレスキンは決して良いノートとは言えないんですよね。だけど、それでも欲しくなるのはなんでだろうか。魅力的なノートです。
モレスキン ハードカバー ポケットサイズ
ポケットサイズはラージと比べるとやはり安くなります。それでも単価は10円オーバー。高いですね。
ほぼ日手帳
厳密にはノートではないものの、ログが取れるという視点に立つとほぼ日は外せません。手帳・ノートブームの火付け役とも言える存在ですね。
ほぼ日手帳 オリジナル
厳密な単価とは言えませんが、5.27円ですので、安くはないけども高くもない、というくらいの金額でしょうか。
本体のみでカバー料金は含んでいません。カバーも買うと、スタンダードなカバーだと3500円。単価9.23円です。それでもモレスキンよりは安いw
紙はご存じトモエリバー。薄くて軽くて裏抜けしにくい優良な紙です。
ジブン手帳
私が愛用しているジブン手帳。こちらも手帳ですが、別冊ノート『IDEA』だけでも購入することができます。IDEAはトモエリバーの方眼ノートです。
ジブン手帳 IDEA スタンダードサイズ
IDEAもほぼ日手帳と同じトモエリバーなので、単純に単価比較するとIDEAのほうがコスパが良いですね。
トモエリバーの紙質は好みが分かれるようですが、私は好きでも嫌いでもないw
私はジブン手帳を愛用していますが、IDEAは使わず、別のノートを併用しています。
アピカ プレミアムCDノート ハードカバー(紳士なノート)
『紳士なノート』のキャッチフレーズで有名なプレミアムCDノート。恐ろしく滑らかな紙質で、ペン先が紙の上でスケートのように滑ります。
プレミアムCDノート A5
単価、モレスキンラージよりも高い!さすが、プレミアムと謳うだけありますね。
しかし、紙質ではモレスキンをはるかに凌駕しており、万年筆でも裏抜けなく、するすると癖になる書き心地です。
プレミアムCDノート ハードカバー A6
A6サイズになると500円安くなり、単価10.41円になります。これ、モレスキンのポケットサイズとまったく同じです。値段も、ページ数も。
紙質が違うので、単純に比較したらモレスキンポケットよりプレミアムCDノートですが…。単価比較することで、モレスキンの目に見えない魅力が浮き彫りになってきますね。
ロディア ウェブノートブック
ロディアと聞くとメモ帳のイメージが強いと思いますが、モレスキンとよく似た雰囲気のノートも販売しています。「万年筆でも裏抜けしない!モレスキンより良い!」と一時期話題になりました。
ウェブノートブック A5
A5サイズは単価12.50円。モレスキンラージとほぼ同じ単価ですね。裏抜けがないようなので、これも単純に単価比較するとロディアに軍配が上がりそうですが…。
ロディアのノートは表紙が合皮でちょっとフカフカした感じ。これは好みが分かれそうです。
ウェブノートブック A6
A6サイズになるとグッとお値段が下がって、1500円。単価が7.81円と、高級路線のノートのなかでは単価10円を切る優秀さ。
ペーパーブランクス ノートブック
ペーパーブランクスは柄によって値段やサイズがまちまちなのでなかなか比較が難しいのですが、目を引くノートなので、今回ラインナップに加えました。キラキラとした表紙が女性に人気のノートです。
ペーパーブランクス 水面に映る猫と蝶々(midi)
すごく印象に残りやすいデザインの「水面に映る猫と蝶々」サイズはmidiサイズで、ほぼB6サイズ(新書サイズ)です。
単価は13.12円なので、高級系ノートと同じくらいの単価。ペーパーブランクスは、すみません、私自身が使ったことがないので紙質はあまりわかりません…。が、ネットで調べると万年筆との相性はあまりよくないようです。
ペーパーブランクス モネ「睡蓮」(mini)
このモネの睡蓮の柄、すごく好き。サイズはminiという、100×140mmのもので、単価10.22円。単価で見ると高めですね。
ペーパーブランクスも紙質はさほどよくないようなので、価格以外の魅力で勝負するタイプのノートですね。
365デイズノート
私がビジネスノートとして愛用している365デイズノート。「コロコロ」で有名なニトムズの文具ブランド「スタロジー」から発売されているノートです。
名前のとおり、365日1日1ページでも使えますが、日付が印刷されているわけではなく、1日何ページ使おうが、使わなかろうが自由。サイズ展開も豊富、使い勝手が良く、おすすめのノートです。
365デイズノート A5
365デイズノートは独特の感触の紙質。薄いのですが、トモエリバーよりもコシがあります。裏抜けもしづらく、個人的にトモエリバーよりも好きな紙質です。
単価は4.89円。単価ではMDノートやトラベラーズには負けますが、ページ数が豊富で、プライベートノートとしてもビジネスノートとしても使えます。
365デイズノート A6
A6(文庫サイズ)になるとさらに単価が下がり4.07円。プライベートで使うならこちらのサイズかな。
布クロスという表紙で耐久性は高くなっていますが、堅牢さでいうとモレスキンやロディアに比べると弱いですね。
ただ、日付が固定ではないぶん、ほぼ日手帳よりも自由度が高く、空白ページができないというメリットが。単価も安い!
1/2イヤーノート A5
365デイズノートのページ数を半分にし、薄く軽くしたのが1/2イヤーノート。私はこれを使っています。
ページは半分ですが価格は同サイズ(1/2はA5サイズのみの展開)と比べて500円ダウンなので、単価は高くなってしまっています。でも、薄くて持ち運びしやすいのでビジネス向き。
ロルバーンノート
文具屋で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。ロルバーンノート。デルフォニクスの人気商品です。限定カラーも発売されていて、コレクションする楽しさもあります。
今回ご紹介するノートのなかでは唯一のリングノート。
ロルバーン ポケット付メモスリム
私がなんでもメモ用に持っているのがこれ。ロルバーンのポケット付メモのスリムサイズです。
単価2.91円とかなり安い!クリーム色の紙は目に優しく、裏抜けもしません。リングノートなので、リング部分が手に当たるのがちょっと気になりますが、単価や紙質を考えると超優秀なノート。
ロルバーン ポケット付メモM
ロルバーンのスリムサイズとMサイズは価格もページ数も同じなんですね!知らなかった!
サイズの違いは好みで選べばOKですね。
測量野帳
名前のとおり、もともとは測量業務の現場で使うことを前提に開発されたノートですが、様々な使い方ができる万能ノートでもあります。
測量野帳
さすが、野帳は安いですねー♪単価2.50円、今回ご紹介したノートの中で最安値です。
使い方の幅は広く、限定柄なんかもあって、固定ファンの多いノートですね。
トリまとめ
いかがでしたか?
こうしてみるとひと口にノートと言っても単価の差はかなり広く、高級路線でカッチリしたノートから、安価でガシガシ使えるノートまで、本当に様々。
有名どころばかりをピックアップしましたが、売られている普通のノートもこうして単価で比較してみると面白いかもしれません。
ノート選びの参考にしてみてくださいね。
それでは。こっこ(@cocco00)でした!
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