濡れた切っ先、納めるべき鞘は

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これ、去年書こうと思って書かなかった記事だ。でもまた同じことを感じたので書こうと思う。

身に付けたものは身体の一部


photo credit: * Cati Kaoe * via photopin cc

女性に多いのだが、雨の日に濡れた傘を持って電車に乗るとき、その傘を腕にかけるのはやめて欲しい。

なぜって、その腕にかけた傘の先端がどこに向いているかをほとんど気にかけないから。

多くの人が右手に携帯電話を手にし、L字型に折り曲げた右手の肘あたりを左手で掴み、その左腕にバッグなどと一緒に傘をかける。

バッグより内側(体側)に傘をかけるならまだいいが、そうではなく、多くの人がバッグより外側に傘をかける。
すると、バッグを支点にして、傘の先端は外側に膨れる。

結果、雨に濡れた傘の先端が人に接触する。

駅に着いて、傘についた雫を振り払うときは多くの人が周りを気にするのに、電車のなかで傘の先端には気を配らないのは何故なのか。

傘の先端は地面に接触させているのがベスト

傘が接触するまではいかなくても、傘から雫が滴り、それが人のズボンの裾や靴を濡らすこともある。

傘の先端は地面に接触させておくのがベストではないか。
そうすれば雫が人に当たることはない。

しかし傘の先端を地面に接触させるためには傘を手持ちしなければいけない。
男性はポケットに傘の柄をひっかけている人もいるが、ポケットがない女性はそうすることもできず、結果腕に傘をかけている。

傘ケースというものも売られている

こんな商品も売られている。
バスマットなんかでよくある吸水速乾のマイクロファイバーが使われた傘カバーだ。

あるいはもともとカバーが付いてる傘も売られている。私はそれを使っている。

濡れた傘を物理的に収めてしまうわけだ。

濡れた切っ先、収めるべき鞘は


photo credit: MaRiNa via photopin cc

でもね。
傘カバーはあえて買わなくたっていい。

日本刀の刃を収めるのは鞘。
濡れた傘を収めるのは、マナーだ。
それを超えるものはない。

どうかその刀身にマナーという鞘を。

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