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どうも。
こっこ(@cocco00)です。
お金を払って買っているのは商品ではなく、時間や空間だと思う
先日私が大好きなあなたのスイッチを押すブログでこんな記事が紹介されていまきた。
私も何度か帝国ホテルでコーヒーを飲んだことがありますが、原価を考えたら考えられない価格ですよね。
でもね。
帝国ホテルに行くとわかるのですが、そんな価格のカフェでもいつも席は埋まっていて、下手すると並ばないと入れなかったりするんです。
何故か。
それは、それだけのお金を払っても納得できるような付加価値がそこにはあるからです。
「帝国ホテルのカフェ」という特別な空間、時間への対価
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この例でいう付加価値とは、「すげぇ、俺あの帝国ホテルのカフェで優雅にコーヒー飲んでるぜ!」と感じられるということ。(私の場合ねw)
コーヒーに対してお金を払っているわけではない。
その空間と時間に対してお金を払っているわけです。
あなたのスイッチを押すブログのばんかさん(@bamka_t)の言葉を引用します。
いずれにしても、何かを手に入れるもの時に支払う対価は、提供している側が決定しているように思えて、実は支払う側の人間が決定している。
どんなに高価なシロモノでも、支払う側の人間が「その価値がない」と判断すれば、「自分が感じる価値を伝えて、支払う対価を下げる」か「そのシロモノを手に入れない」という選択ができる。
つまり、帝国ホテルのカフェは我々に「その価値がある」と感じさせるような付加価値を提供してくれているわけです。
ブログが提供できる付加価値ってなんだろう
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少しだけ踏み込んで考えてみました。
ブログはどうだろう?、と。
もちろんブログを読むのにお金はかかりません。でも、ブログを読むのに時間はかかります。
つまり、時間という対価を支払ってもらって記事を読んでもらっているわけです。
では、ブログが提供できる付加価値とは何か。
例えばアプリ紹介だったりアイテム紹介だったりの記事であれば利用者(つまり記事の書き手である私)の生の声をお伝えすることなんじゃないかな、と思いました。
アプリ紹介記事で話をしましょう。
そのアプリの使い方や設定方法なんかを記事にすることもとっても有益です。私も「アプリ名+設定」なんてキーワードで結構検索してます。
でも私が本当に書きたいのはどちらかというと「既にそのアプリを知っていて設定項目を知りたい」という人に向けた記事よりも、「そのアプリを知らない」という人に向けて「このアプリを使うとこんなに便利なんだぜ!」っていう記事なんですよね。
(じゃあそのアプリを知らない人にどうやって記事を読んでもらうのか、という課題はあるものの)
そういう記事を書こうと思ったとき、私が常に考えているのは「いかにそのアプリを使っている自分を想像してもらえるか」ということ。
これはアプリだけに限らないし、ブログだけの話に限りません。
ビデオカメラのテレビCMなんか顕著な例ですね。
あれはほとんどが親をターゲットにしていて、運動会などで自分の子どもの姿を撮影している自分を想像できるような構成になっていることが大半です。
アプリだって同じですね。
「あ、このアプリを使うとこんなことができるんだ。このアプリならやりたかったあれも実現できそう」
そういう気付きを提供してあげること。それには実際にそのアプリを使った私自身の生の声がないといけないと思うんです。
機能を紹介するだけではなく、独自の着眼点が展開されていると、記事はぐっと面白くなると思うんです。
イロは自然と出てくる
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そういう意味で、ばんかさん(@bamka_t)のあなたのスイッチを押すブログは本当に大好きなブログなんです。
着眼点が面白く、そこに持論やばんかさんの目線が加えられた記事になっていて、どの記事も読んでいてすごい面白い。
私がブログを始めたきっかけとなったブログです。
着眼点、という意味で私が大好きなのはたむかいさん(@tamkai)のブログとそふぁねさん(@sofa_ne)のブログもそうです。
着眼点と切り口が面白くて、ついつい引き込まれて読んでしまう。
私が目指したいのはこういう記事なんです。
が、程遠いw
ただね、そういうイロは意識して出すものではなく、自然と出るものだと思ってます。
同じものをレビューした記事でも書き手によって着眼点もアプローチの仕方も違います。
人それぞれイロがあって、私は記事からその人独自のイロを感じたい。
そしてそのイロを自分のなかにトリ込んで、自分のイロを多様化させたい。
イロトリドリというブログ名にはそんな思いも込められています。
トリまとめ
自分の記事が果たして付加価値を提供できているのか。
怪しいなと自戒の意味で、この記事を書いてみました。
すべての記事やすべてのブログがそうあるべきだとは思いませんけどね♪
皆さんがこのイロトリドリに費やしてくださる時間という対価に見合う記事を、少しでも多く書けたら。
私というイロを通して見た何かを、ひとつでも多く共有できたら。
それを目指したいなと思います!
これからもイロトリドリをよろしくお願いします。
こっこ(@cocco00)でした。、
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