
どうも。
こっこ(@cocco00)です。
仕事用の筆記具、あなたは何を使っていますか?
ボールペン?
シャーペン?
私は万年筆を使っています。
なぜ万年筆なのか。
一度も万年筆を使ったことのない人は思うでしょう。
でも、逆に一度でも万年筆に触れたことのある人であれば、この筆記具の持つ不思議な魅力を理解できるはず。
万年筆の魅力とおすすめのファースト万年筆
それでは私が考える万年筆の魅力について書いた上で、おすすめのファースト万年筆をご紹介させていただきます。
万年筆の魅力とは
私が考えるそれは大きく3つ。
- 使うほどに自分に馴染む
- インクを自由に交換できる
- 「万年筆使ってるんだぜ」感が半端ない
以上ですw
ひとつひとつ簡単に説明します。
●使うほどに自分に馴染む
万年筆のペン先の素材は主に金です。
金の独特の柔らかさが、筆記を滑らかにしてくれます。
万年筆は使えば使うほど、このペン先が筆記者の筆記癖に馴染み、自分に最適な書き心地に"育って"いくというわけです。
安価な万年筆はペン先が金ではなくスチールです。
スチールは金に比べて筆記感が硬い印象。
とはいえ、スチール製の万年筆でも万年筆の魅力は十分味わえますのでまずは安価なスチールの万年筆から試してみてください。
●インクを自由に交換できる
万年筆はカートリッジ式と吸引式に大別されます。
【カートリッジ式】
名前のごとく、インクの入ったカートリッジを装着して使うタイプ。
手軽ではあるのですが、その万年筆メーカーの純正カートリッジでなければ装着ができないため、使用できるインク色に制限が出てきてしまいます。
【吸引式】
インク瓶からインクを吸い上げて使うタイプ。
A社の万年筆にはA社のインクを使うことが推奨とされていますが、基本的にどんなインクでも使うことができます。
個人的には吸引式でなければ万年筆の魅力は半減すると思っています。
様々なメーカーから数多くのインクが出ていますし、メーカー純正ではなくオリジナルインクを販売している文房具屋があったり、あるいは自分でインクを調合してオリジナルインクを作れるキットがあったりもします。
自分の好きなインクを吸引し、筆記する。
これこそ万年筆の大きな魅力のひとつです。
万年筆特有の文字色の濃淡も素敵です。
●「万年筆使ってるんだぜ」感が半端ない
ようはコレですw
特別感!
普通にボールペンで書くのもいいのですが、万年筆で書くと、単なるメモも、会議中の資料への書き込みも、書く行為そのものが楽しい。
これこそ万年筆の魔法です。
そう、書くことは楽しいことなんです。
おすすめのファースト万年筆
前置きが長くなりましたが、それでは万年筆初心者におすすめしたい万年筆をいくつかご紹介したいと思います。

定番中の定番です。
私もコレから万年筆に入りました。
安価ですが、万年筆の魅力は十分に備えた万年筆です。
正しい持ち方になるようグリップ部分がデザインされています。
私は変なペンの持ち方をしていたのですが、この万年筆によって20代後半にして正しいペンの持ち方を覚えましたw
通常はカートリッジ式なのですが、別売のコンバーターを購入することで吸引式にも対応できます。
私の大好きなばんか(@bamka_t)さんのブログでも紹介されていました♪

国産メーカー、パイロット社の安価な万年筆です。
安価ですが、程よい重みに高級感を感じます。
文房具屋で試筆しただけなのですが、書き心地が柔らかく、書いていて気持ちの良い万年筆です。
SAFARIよりもフォーマルなデザインですので、ビジネスにはこちらのほうがしっくりくるかもしれません。
こちらも別売のコンバーターで吸引式に対応。

「いろあい」と読みます。
こちらもパイロットの安価な万年筆です。
前述した万年筆としての魅力という意味では、コクーンのほうがずっと兼ね備えています。が、プレラはデザインがかわいい。
この色彩逢いシリーズは軸がスケルトンですので、インクを吸引したときに軸内のインクが綺麗に見えます。
こちらはコンバーターが付属しています。
※スケルトン軸でないプレラはコンバーター別売です。
必ず試筆し、できれば文房具屋で買う
これはとても大事なことです。
大手ネット通販会社などで万年筆は定価よりも安く販売されていますが、できればネットでは買わず文房具屋さんで試筆のうえ購入してください。
理由は簡単。
万年筆は個体差があります。
国産メーカーはクオリティが高くあまり失敗はないかもしれませんが、海外メーカーは結構個体差が大きいです。
私は一度安価な万年筆をネットで更に安く買った結果、書き心地がカリカリと硬く、インクの出方もイマイチで大失敗した経験があります。
多少割高でも文房具屋さんに行って試筆をしてみてください。
近場に万年筆を取り扱っているようなお店がない、という場合は、信頼のおける文房具専門のネットショップを利用してください。
私が利用しているネットショップを2つご紹介します。
【ペンハウス】
万年筆 ボールペンなど一流筆記具の販売 【ペンハウス PEN-HOUSE】
商品のレビューが細かく、とっても参考になるサイトです。
大手通販サイトほどではありませんが、割引率も比較的高く、また商品のクオリティにも安心感があります。
【BUNGBOX】
万年筆とオリジナルインクのお店・ブングボックス【浜松 静岡】
個人的に大好きなお店です。
静岡に実店舗があるのですが、私はネットショップを利用させていただいています。
特にオリジナルインクは本当に素敵。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「万年筆って敷居が高いな」と思っている方も、「3,000〜4,000円で買えるならいいかも?」と思いませんか?
名前のとおり、万年筆は一度手にすれば一生使える文房具です。
そう考えると決して高い投資ではないはず。
購入検討の一助となれば幸いです♪
(本記事は旧ブログからの転載記事です)
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