当ブログを以前よりご覧いただいている方は良くご存じのことと思いますが、私、ノートフェチなんです。
ノートの紙質と使う筆記具の相性を考えるのが大好きで、「このノート使いたい!」→「このノートに合うペンは?」、「このペン使いたい!」→「このペンに合うノートは?」というループを、もう何年も繰り返しています。
個人的に一番しっくりきて長く使っていたのは定番のモレスキンだったのですが、モレスキンは紙質がイマイチ。万年筆では裏抜けが度々起こり、使いたいインクを使えないのが最大のウィークポイントです。
「モレスキンと同じような魅力を備えつつ、紙質も良いノートがある」と言ったら? 心躍りませんか?
そう、そんなノートがあるんです。
ドイツ発の高級ノート『ロイヒトトゥルム』
ご紹介するのはこちら。
ドイツ発のノート、『ロイヒトトゥルム』です。
サイズはA5とA6の展開。中身は横罫、無罫、方眼、ドット方眼の4種類。そして表紙のカラーバリエーションはなんと17色もあります。
ページ数も価格もモレスキンとほぼ同じです。
見た目はまるでモレスキン
△こちらが私が買って使っているロイヒトトゥルム。A6サイズの白です。
△開封して帯を外しました。どうですか、見た目はほとんどモレスキンそのまんまですよね。
△表紙をめくると名前とアドレスを書きこめるようになっています。この辺もモレスキンと似ていますね。
△さらにめくると、インデックスページがあります。これはモレスキンにない部分。
後述しますが、ロイヒトトゥルムは全ページにノンブル(ページ番号)が振られています。インデックスページにページ番号とそのタイトルを書き込むことで、検索性を高めることができるようになっています。
インデックスページは19行×3ページありますので、計57のインデックスを作成することが可能です。ロイヒトトゥルムのページ数は185ページありますので、ざっくり3ページに1つのタイトルを付けられるような計算になります。
△私が買ったのはドット方眼。方眼よりも目立たず、無地よりも文字を書き込みやすい、ドット方眼大好き。
△スピン(しおり紐)は2本。太めの布で出来ていています。太さゆえに存在感があり、多少好みは分かれるかもしれません。ほつれないのは嬉しいですね。
△モレスキンと同じように裏表紙部分にはポケットが付いています。ショップカードを入れたり、ステッカーを入れたり、このポケットがあるのとないのでは大違いです。
ロイヒトトゥルムの特徴1:万年筆でも裏抜けしない紙質
モレスキンとロイヒトトゥルムの最大の違いは紙質。
△こちらはモレスキンに万年筆(ペリカンM405×エーデルシュタイン)で筆記したページ。モレスキンをお使いの方はご存知かと思いますが、モレスキンの中紙は万年筆で筆記するとヒゲが起こりやすいだけでなく、裏抜けも起こり、万年筆の筆記に堪えません。
△一方こちらがロイヒトトゥルム。万年筆とも相性が良く、ひげも裏抜けも起きません。
この安心感は大きいですね。モレスキンは個人的に本当に紙質がネックで、好きなペンで筆記が出来ないということが使用マインドを低下させます。(そのデメリットを加味してもなお使いたくなる魅力があるノートであることに間違いはないけれど)
裏抜けしないモレスキン。ロイヒトトゥルムはそんなノートです。
ロイヒトトゥルムの特徴2:ノンブル有りでバレットジャーナルに最適
もうひとつのモレスキンとの違いは、ロイヒトトゥルムには全ページにノンブル(ページ番号)が振られているということ。
△ページ番号が予め入っているノートって意外と少ないんですよね。これがあるのとないのではノートの使い勝手に大きな差が出てきます。
先にご紹介したとおり、ロイヒトトゥルムにはインデックスページがありますのでページ番号とインデックスページをリンクさせることで検索性が高まります。
最近はやっているバレットジャーナルとの相性が抜群です。バレットジャーナルも初めにインデックスページを作成し、ページ番号でノート全体を管理します。全ページに番号を書くって結構な作業ですからね…。この点もモレスキンより優れているポイントかと考えます。
総括:ロイヒトトゥルムはモレスキンの上位互換ノート!
モレスキンファンの方には怒られるかもしれませんが、私はこう断言します。
ロイヒトトゥルムはモレスキンの上位互換ノートである、と。
ページ数も料金もモレスキンと変わらない。
モレスキンのような堅牢性・高級感があり、所有欲も満たしてくれる。
紙質良好で万年筆との相性も良い。
じゃあ、モレスキンとロイヒトトゥルムどっちを選ぶ?
私は後者です!
まだまだ取り扱い店は少ないですが、きっともっと人気が出てくるはず!ぜひチェックしてみてください。
[…] モレスキンの次はコレ!紙質良好で万年筆でも抜けない高級ノート『 ロイ… […]