デジタル時代に多様化するアナログ手帳の役割 〜なぜほぼ日手帳はヒットしたのか〜

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なんだか真面目なタイトルですが、ええ、真面目な記事です。

ご多分に洩れず(?)私も手帳が好きです。手帳を開かない日はないですし、常に手元にないと落ち着きません。

デジタル時代の今、なぜこうもアナログ手帳が人気なのか。多様化する手帳の役割と時代背景を俯瞰して見ると、どうやら答えのひとつが見えてきました。

多様化する手帳の役割

あなたは手帳をどのように使っていますか?

私は最近の手帳には大きく3つの役割があるのではないか、と思っています。

すなわち、

  • 未来管理のための手帳
  • 過去の記録のための手帳
  • 見せるための手帳

の3つです。

未来管理ツールとしての手帳


photo credit: GWP Virtual Network Meeting 2015 via photopin (license)

職場でまわりを見渡してみると、多くの人がスケジュール管理ツールとして、手帳を使っています。

あのお客さんとのアポが何日の何時から、会議が何時から、と言った感じ。

たぶんこれがビジネスシーンにおける1番一般的な使われ方ですね。

  • スケジュール管理
  • タスクの書き出し

これらは未来を管理するための使い方と言えます。

多くの人は短期的予定を書き込みますが、これを人生目線の超長期で捉えたのが『フランクリンプランナー』とも言えるのではないでしょうか。

『人生は手帳で変わる』は、手帳の役割を考える上ですごく参考になる本ですので、ぜひチェックしてみてください。

過去の記録ツールとしての手帳


photo credit: The color of animal/あのいろノート・メモ via photopin (license)

もうひとつの手帳の役割は、過去を記録しておくための使い方です。

手帳の多くにはメモページが付いていて、そこに会議の議事録やお客さんとの商談内容などを書き残しておけるようになっています。

『過去の記録』すなわち『ログ』です。

『ログ』という言葉の普及に大きな役割を買ったのはEvernoteじゃないかなと思っています。

Evernote
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
価格: 無料
アプリをダウンロードする

Evernoteが流行したあたりから「ログを残そう」という動きが活発になったように思います。

デジタルツールでのログ取りが流行るのと並行して、「アナログでもログを残そう」という動きが起こり、これに応えたアナログツールが、そう『ほぼ日手帳』です。

自由度が高く、絵も文字も書け、写真やカードなどを貼ることもできる『ほぼ日手帳』は、日付入りのアナログ版Evernoteとも言えるのではないでしょうか。

  • 備忘録
  • 議事録
  • やったことの記録(ログ)

これが過去を記録するための使い方です。

しかし、これは『ほぼ日手帳』の人気の決定的要因ではありません。

見せるための手帳


photo credit: Work in progress 69/366 via photopin (license)

これが最新の手帳の使い方。すなわち、見せるための使い方です。

単にログを残すのではなく、誰かにそれを見せることを前提に手帳を使うという人が最近はすごく多いと思います。

「見せる用の手帳と、個人的なログ用とふたつ使っている」という方もいらっしゃいました。

プライベートすぎて人に見せることが難しいから、人に見せられる手帳も用意する。

これはSNS普及による新たなニーズであると言えます。

そしてこの『見せるための手帳』として、やはり力を発揮したのが『ほぼ日手帳』なんです。

ログツールとしての『ほぼ日手帳』は、見せるための手帳としての立ち位置も獲得し、その地位を磐石なものとしました。

デジタルツールの進化がアナログツールの人気に火をつけた


photo credit: IBM ABC Dino via photopin (license)

手帳だけに限らず、最近はノートも人気です。

  • モレスキン
  • トラベラーズノート
  • MDノート
  • 紳士なノート
  • ロルバーン
  • ペーパーブランク

などなど、挙げるとキリがないほどたくさんのノートが販売されています。

カキモリさんのようにオリジナルノートを作れるお店もあり、人気です。

なぜこうもアナログツールが人気なのか?

それはデジタルツールが進化したからに他ならない、と私は考えます。

写真が身近になった


photo credit: Street Crossing via photopin (license)

決定的なのはカメラの進化ですね。

フィルムからデジタルへ。そして、ガラケーからスマートフォンへ。写真は現代人にとってもはや生活の一部となりました。

現像の手間がなく、プリントアウトの必要もない。スマートフォンがあれば一切お金をかけることなく写真を楽しむことができるようになりました。

SNSが普及した


photo credit: Generation Y via photopin (license)

スマートフォンの台頭と同時にSNSも急速に浸透しました。

Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSの普及。これらもまた、私たちの生活の一部となりました。

写真の目的地としてのSNS


photo credit: Flag and sunset via photopin (license)

写真の進化・SNSの普及により、なにが起こったか。

写真の目的地が、紙のアルバムからSNSへと変わったのです。

フィルムカメラの時代は、現像・プリントをして紙のアルバムを作成する。これが写真のゴール地点でした。

しかしデジタルカメラが普及し、プリントをせずにデータで写真を保管するようになったことにより、その写真はゴール地点を紙のアルバムからSNSへと変化していったのです。

手軽で、さらには承認欲求をも満たしてくれるSNS。

SNSにアップすることが目的で写真を撮る、という逆のベクトルが確立されました。

アナログとデジタルの親和


photo credit: Good Morning via photopin (license)

それまでは手帳やノートは自己完結するものでした。自分が書いて、自分で見返して楽しむ。

しかし、写真をSNSにシェアする行為が一般化したことにより、自分の手帳やノートが第三者にお披露目され、それに対してコメントをもらえるようになったのです。

これがアナログツールの人気を再燃させました。

手帳やノートの人気が呼び水になり『文具ブーム』がおこり、テレビでも定期的に文具特集が組まれるようになりました。いい時代だ…w

手帳においては、「デジタルで撮った写真を紙に印刷し、その写真をノートに貼り、その写真を貼ったノートを再び写真に撮ってSNSにアップする」という、不思議なデジアナ融合も起こっています。

手帳やノートだけでなく、例えばキャラ弁なんかもSNS効果でブームになった感じですよね。

SNSの浸透は、私たちのライフスタイルに大きな影響を与えているわけです。

なぜ私はジブン手帳をオススメするのか

手帳には大きく

  1. 未来管理のための手帳
  2. 過去の記録のための手帳
  3. 見せるための手帳

という役割があるのではないかとお話しました。

従来の手帳は1がメイン。あな吉手帳や、ブラウニー手帳も1メインですかね。

女性に人気のムーンプランナーは2がメイン。

ほぼ日手帳などの1日1ページタイプの手帳は2がメインだったけれど、3もメインに。

では、私が愛用する『ジブン手帳』は?

そう考えた時に、「ジブン手帳はすべての役割を任せることができる万能な手帳だな」と気付きました。

ジブン手帳は、一生使える情報を書く『LIFE』、年間の情報を書く『DIARY』、なんでも書ける方眼ノート『IDEA』の3分冊がひとつになった手帳です。

人生を俯瞰し記録できる『LIFE』は1と2の役割を担います。

『DIARY』の24時間バーチカルは未来を管理する1の役割を担わせつつ、同時に過去のログも取れ、さらには見せる目的でも使えるので、1〜3すべての役割。

フリーノートの『IDEA』の使い方は自由自在。写真を貼ったりイラストを描いたりして2と3の役割にしてもいいし、タスクを書き出して1の役割を担わせることもできます。

たくさん書きたいときは『IDEA』を使ってその欲望を満たし、逆に「今日は時間もないし書きたくないな」という日は別に書かなくても良い。

「ジブンのすべてが、この中に。」のキャッチフレーズのとおり、自分のすべてを許容してくれる懐の深さが、この手帳にはあるのです。

手帳は道しるべ

photo credit: Una señal en el desierto – A sign in the desert via photopin (license)

デジタルの発達により手帳は新たに『見せるため』という役割をも担うようになりました。

けれど、私が手帳に求めるのはそれではありません。

私にとって手帳は『道標』です。

よく人生は道に例えられます。

踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる

つまり、自分の進んでいこうとする先に道はなく、自分が進んできた跡が道になるわけです。

どう進んで行くべきか、その『道標』が手帳です。コンパスと言ってもいい。手帳に記された『道標』を頼りに、私は日々を過ごします。

そして、歩んできた道を振り返ろうとするとき、やはりまた手帳が『道標』になっています。

「あのときはこうしてうまくいった」

「あのときこんなことを考えた」

「あの日はこんなことがあった」

それを残す方法は文字であっても、写真であっても、イラストであっても構いません。自分にあった方法で残せばいい。

ただし、思うのは残すことそのものが目的ではないのです。

残してきた『道標』を頼りに、では眼前に広がる無限の草原にどんな一歩を踏み出すのか。具体的に言えば、過去の経験を糧に、どんな未来を築きたいのか。これこそが私にとっての手帳だなと思います。

トリまとめ

デジタルの進化により再度注目を集めるアナログ。

手帳ブームを引き起こしたのは、デジタルの進化に伴い発生した「見せたい」というニーズ。その受け皿としてのほぼ日手帳。

アナログ回帰のニーズに確実に応えてきたほぼ日手帳の存在は手帳界においては偉大なる功績ですね。ほぼ日手帳なくして、昨今の手帳ブームはなかったかもしれません。

そして、手帳ブームは、手帳そのものへの関心を高め、再び未来管理・過去記録のニーズも高まっていると思います。

手帳に求める役割は人それぞれ。手帳に預ける役割も人それぞれです。

自分のニーズを満たしてくれる手帳と、どうぞ素敵な一年を過ごせますよう、手帳選びを楽しんでくださいね。

それでは。こっこ(@cocco00)でした!

注:本記事はあくまで私の私見です。

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