どうも!
鶏系ブロガーのこっこ(@cocco00)です!
なぜ「初心者にオススメの万年筆は?」という問いの答えがLAMYサファリなのか
万年筆に興味のある人が万年筆ユーザーにオススメを聞いたとき、「ラミーのサファリだよ!」と言われる確率は相当に高いと思います。
私がその質問をされたら、やはりサファリを推します。
初心者からベテランの万年筆ユーザーまで、幅広く人気を集めるサファリ。
なぜサファリはそれほどまでに人気なのでしょうか。
答えのヒントを見つけた
最近、万年筆を使ったことのない人に私が持っている万年筆を試してもらうことが何回かありました。
「あれ。なんかインク出ないよ?」
試筆した方の数名からそう言われ、はっとしました。
そういえば私も初めて万年筆を握ったとき、ちゃんと書くことができなかったのです。
インクが出にくいと言われた方々、そして過去の私の共通点。
理由は明白でした。
正しくペンを持てていますか?
私はペンの持ち方が正しくありませんでした。
▲これが以前の私の持ち方。
親指の先が人差し指の先と合うのではなく、人差し指の第二関節あたりにきています。
これだとどうなるか。
文字を書くときに手首が返り、右上から回り込んで文字を書くような格好になります。
万年筆を使うのに、この持ち方ではインクが大変出づらい。
ペン先を見てみよう
見づらくて恐縮ですがこれが万年筆のペン先。
先に楕円形の部分があり、その中央に溝がありますね。
インクはこの溝を通っており、楕円形部分で文字を書くわけです。
これを踏まえて持ち方を見てみましょう。
持ち方による違い
▲これが正しい持ち方で持った万年筆。
万年筆は比較的寝た状態になります。
▲私の以前の持ち方。
この持ち方をすると、万年筆は紙に対して垂直に近くなります。
万年筆が立っている状態ですね。
先ほど見たとおり、万年筆の先は楕円形になっています。
ペンが寝ると楕円形の部分と紙が触れ合う面積が広くなり、結果たっぷりとインクが流れることになります。
一方、ペンが立つと紙に触れる部分が楕円形部分の先端部分だけになります。
触れる面積が小さいため、インクはあまり流れません。
そう、持ち方により、インクの出方が全く違うのです。
正しくペンを持たなければ、万年筆はあまりインクを吐き出してくれないわけです。
だからサファリがオススメなんです!
ここにサファリがオススメされる理由のヒントが隠されているのではないかと思いました。
あんな変なペンの持ち方をしていた私がなぜ正しい持ち方をできるようになったのか。
それは、私のファースト万年筆がLAMYサファリだったからです。
▲サファリの持ち手部分です。
サファリはこのように持ち手部分が三角形になっています。
▲この三角形に指を這わせれば、自然と正しい持ち方になるように設計されているのです。
始めは窮屈だったのですが、次第に慣れていき、気付けば正しい持ち方に矯正されていました。
もしファースト万年筆がサファリでなかったら、私は万年筆を使いきれずにいたかもしれません。
ま、正しい持ち方しても字は下手ですけどねーww
まとめ | 正しい持ち方でこそ万年筆は気持ち良い。そしてサファリがそれを教えてくれる。
正しいペンの持ち方をすることで、万年筆は本来の魅力を発揮します。
万年筆に出会わなければ私は今でもあのようなペンの持ち方をしていたに違いありません。
正しい持ち方を前提にすると、今度はあえて万年筆を立てて使って、細い字を書いたりすることもできます。
そうして、正しい持ち方で使い続けた万年筆は、使用者の筆記癖を学習して、どんどんと書きやすいペンに変化していくのです。
「万年筆は気になるけど正しくペンを持てない!」という方にLAMYは本当におすすめです。
手が気持ちよく書ける角度を無意識で探り、結果それが正しいペンの持ち方になっています。
次なる万年筆へのステップアップとして。
そして、それ自身も十二分に魅力的な万年筆として。
サファリはだからこそ人気なのではないでしょうか。
お値段もお手頃。
取り扱っている文房具店も多く、試筆のチャンスもたくさんあります。
私と会う機会がある方はいつでもお貸ししますw
みなさんもぜひ、サファリを試してみてくださいね。
それでは。
こっこ(@cocco00)でした♪
またねっ!
(*・ω・)ノ
ネットで万年筆を買うときはペン先の太さにご注意ください!
[…] なぜLAMYは初心者にオススメの万年筆と呼ばれるのか。 | イロトリドリ […]